愛着4段階!ボウルビィとエインワーズは同僚だった?!

愛着とは?

愛着(アタッチメント)とは、乳幼児期に特定の養育者との間に形成される情緒的な絆のことです。

乳児は特定の養育者との間に愛着(アタッチメント)を形成し、不安や恐れの感情が生じるとその人にしがみつく、あるいはくっついていようとします。

アイコンタクトをとったり、泣くとオムツをかえてくれたり、自分を受け止めてくれるという安心感からも愛着関係が形成されます。

この当たり前すぎるけど言われないとわからないことを発見したのがボウルビィです。

ボウルビィの愛着とは?

ボウルビイはイギリス出身の心理学者でもあり精神分析学者でもあります。

ボウルビィ

ボウルビィの両親は、子どもの養育を多数の使用人に任せきりでした。

ボウルビィは成人になり、不適応児のための学校の教員になりました。

ここで障害児と出会い、障害の原因が不幸な幼児期にあると考えるようになりました。

1946年、児童相談所で働いた経験から、盗み癖のある子どもの研究をまとめ、良好な養育が欠けていることを強調しました。

ボウルビィにアタッチメントの概念がひらめいたのはその後だといわれています。

ボウルビィは、基本的信頼感は愛着(アタッチメント)が形成されることによってできると提唱しました。

この頃、比較行動学者ローレンツの著者を読み、比較行動的研究方法が精神分析学的理論の科学的根拠を提供し得ると信じました。

戦争孤児などで施設に預けられた子どもたちに施設症(ホスピタリズム)がみられ、発達遅れが見られたと指摘しました。

発達遅れは身体だけでなく、無関心や無表情、協調性や自発性の欠如など、人間関係に関する障害が見られたとのことです。

ボウルビィが精神分析治療を施すようになって以来、「乳幼児期における両親の養育内容が子どもの将来の精神面に著しい影響を与える」という認識が世間に広がりました。

この新しい認識により、欧米の児童相談所員たちは、一致した見解をもつようになり、調査方法、診断基準などは国によって大差がなくなりました。

また、ボウルビィのその後の研究で、もし母親が子どもに必要な愛情をそそがない場合を「母性的養育の剥奪」と名づけ、精神障害を引き起こすとしました。

また、愛着行動の発達段階を4つの段階で示しました。

第1段階 人物を特定しない働きかけ

第1段階 人物を特定しない働きかけ

この段階は生まれた時から2〜3か月頃まで続きます。

全ての人に対して視線を向けたり手を伸ばしたりします。

第2段階 特定の人物(特に母親)に対する働きかけ

第2段階 特定の人物(特に母親)に対する働きかけ

この段階は生後6カ月頃まで続きます。

母親に対する見分けがつくようになっています。

第3段階 真の愛着形成

第3段階 真の愛着形成

この段階は満2~3歳頃まで続きます。

養育者と離れるのを嫌がり、人見知りが起きるようになる段階です。

発達過程は一歳で覚える記事はこちら

第4段階 目標修正的な協調性の形成

第4段階 目標修正的な協調性の形成

この段階に達するのは早くても2歳、多くは3歳ぐらいとなっています。

母親などの特定の人物がいなくても、心の中に内面化され、情緒的な安定を保てるようになる段階です。

エインワーズ

エインワーズ

エインワーズは、病院でボウルヴィとともに勤務し、ボウルビィの影響を受けてアタッチメント理論を展開していきました。

エインズワースは愛着の質を調べる実験法としてストレンジ・シチュエーション法(SSP)を開発しました。

ストレンジ・シチュエーション法(SSP)

月齢15か月の子どもが母親と一緒にいます。

その後、母親が部屋を出て、子どもが一人残った(分離場面)。その3分後に母親が部屋に戻り、子どもに再会した(再会場面)。

B 安定型

分離場面で泣く反応が見られても、再会場面では抱きつくなどして、しばらくすると落ち着いて気持ちを落ち着けることができます。

A 不安定型(回避型)

母親と分離されてもほとんど泣いたり混乱したりすることがなく、大声で泣き続けたり再会しても母親から目をそらすなど、避けるような態度を示します。

C 不安定型(アンビバレント型、葛藤型)

親との分離に際し、強い不安や混乱を示したり泣いたりし、親との再会時には、親に強く身体接触を求める一方で親に対して強い怒りを示します。

D 無秩序・無方向型

分離場面で立ったまま泣き続け、再会場面では母親に対して顔を背けながら近づいたり、母親にしがみついた直後に床に倒れ込んだりします。

保育所保育指針

「愛着」という言葉は、保育所保育指針にありませんでした。

「愛情」とか「信頼」という表現は多くありますので、愛着より一歩進んだ状態です。

愛着障害

身体的虐待だけではなく、重度の社会的・心理的ネグレクト(里親を転々とするなどを含む)が原因です。

この障害がある子どものほとんどは、選択的な愛着対象( アタッチメント対象 )を持っていません。

反応性愛着障害

養育者に抱きついたり、泣きついたりするなど甘えようとする姿をほとんど見せず、表情も無表情であることが多いです。

他の子どもに興味を示したり関わりを持とうとしないなどの特徴もみられます。

DSMー5の記事はこちら

脱抑制型対人交流障害

初対面の見知らぬ大人にも警戒心なく近づき、過剰になれなれしい言葉や態度で接して、ためらいなくついて行くなどの行動がみられます。

DSMー5の記事はこちら

分離不安症

分離不安症は,愛着対象(通常は母親)からの分離に対して発達段階に不相応で持続的かつ強烈な恐怖を覚える状態です。

生後8~24カ月の小児では正常な感情であり,対象の永続性という感覚が発達し,親はいずれ戻ってくるということを理解するようになれば消失するのが通常です。

成人の愛着を測ろう!

成人期の愛着(アタッチメント)の測定は、アダルト・アタッチメント・インタビューによる測定法が開発されています。

アダルト・アタッチメント・インタビュー

成人期の愛着の型は、乳幼児期に形成される愛着の型とその後の環境により決まってきます。

過去問

保育士試験 令和3年(2021年)前期 保育の心理学 問7

次の文はエインズワース(Ainsworth, M.D.S.)のアタッチメント(愛着)に関する記述である。A~Dの記述にあてはまる用語を【語群】から選択した場合の正しい組み合わせを一つ選びなさい。

A  子どもが初めて訪れる部屋に親子を案内し、親と分離させたり、見知らぬ人と対面させたり、親と再会させることによって、子どもの反応を組織的に観察する実験法である。

  • S S P(ストレンジ・シチュエーション法)

B  親との分離に際し、泣くなどの混乱を示すということがほとんどない。

  • Aタイプ(回避型)

C  親との分離に際し、多少の泣きや混乱を示すが、親との再会時には積極的に身体接触を求め、すぐに落ちつく。

  • Bタイプ(安定型)

D  親との分離に際し、非常に強い不安や混乱を示し、親との再会時には、親に強く身体接触を求めるが、その一方で親に対して強い怒りを示す。

  • Cタイプ(アンビバレント型)

【語群】
ア IWM(インターナル・ワーキング・モデル)  イ SSP(ストレンジ・シチュエーション法)
ウ Cタイプ(アンビバレント型)

エ Aタイプ(回避型)

オ Bタイプ(安定型)

保育士試験 令和2年(2020年)後期 保育の心理学 問79

次のA~Dのうち、エインズワース( Ainsworth, M.D.S.)がアタッチメント(愛着)の特徴を述べたものとして、適切なものを○、不適切なものを×とした場合の正しい組み合わせを一つ選びなさい。

× A 形成過程は4段階である。

  • 愛着の形成過程を4段階に分けたのは、ボウルビィです。

× B 内的行動として示されるので観察不可能である。

  • エインズワースは愛着の質を調べる実験法としてストレンジ・シチュエーション法を開発しました。これは3つの場面での乳児の対応を観察する手法であり、観察不可は誤りです。

○ C 主体的な過程であって、受動的ではない。

○ D 相手の感情を喚起する双方向的過程である。

保育士試験 令和2年(2020年)後期 保育の心理学 問87

次の文のうち、成人期・高齢期の発達に関する記述として、( a )~( d )の下線部分が適切なものを○、不適切なものを×とした場合の正しい組み合わせを一つ選びなさい。

⚪︎ ・ 成人期のアタッチメント(愛着)の個人差の測定は、( a )アダルト・アタッチメント・インタビューによる測定法が開発されている。

保育士試験 令和元年(2019年)後期 保育の心理学 問85

次の乳児期の発達に関する記述のうち、下線部分が正しいものを○、誤ったものを×とした場合の正しい組み合わせを一つ選びなさい。

○ D  乳児は特定の人との間にアタッチメント(愛着)を形成し、不安や恐れの感情が生じるとその人にしがみつく、あるいはくっついていようとする。

保育士試験 令和元年(2019年)後期 子どもの保健 問112

次のA ~ Dのうち、反応性愛着障害および脱抑制型対人交流障害についての記述として、適切な記述を○、不適切な記述を×とした場合の正しい組み合わせを一つ選びなさい。

○ A  この2つの障害は、重度の社会的・心理的ネグレクト(里親を転々とするなどを含む)がなく、身体的虐待のみがある場合にも起こりうる。

× B  反応性愛着障害を持つ子どもの行動上の特徴は、見知らぬ人を含む誰にでも見境なく接近し、接触する無差別的社交性である。

  • 養育者に抱きついたり、泣きついたりするなど甘えようとする姿をほとんど見せず表情も無表情であることが多いです。また、他の子どもに興味を示したり関わりを持とうとしないなどの特徴もみられます。

× C  反応性愛着障害を持つ子どものほとんどが、特定の養育者に愛着していることが明確である。

  • 反応性愛着障害を持つ子どものほとんどは、特定の養育者との適切な愛着関係が形成されていません。

保育士試験 平成31年(2019年)前期 保育の心理学 問87

次の文は、アタッチメント(愛着)についての記述である。適切なものを○、不適切なものを×とした場合の正しい組み合わせを一つ選びなさい。

○ A  アタッチメント(愛着)とは、自らが「安全であるという感覚」を確保しようとする個体の本性に基づいて、危機的状況あるいは潜在的な危機に備え、特定の対象への接近・接触を求め維持しようとする傾向と定義される。

× B  愛着の個人差を測定するために、エインズワース(Ainsworth, M.D.S.)が考案したのがサークル・オブ・セキュリティ(安全感の環)であった。

  • エインズワースが考案したのは、ストレンジシチュエーション法で、乳児と母親のアタッチメントの発達やその類型を明らかにするための実験観察法です。

× C  エインズワースによれば、養育者への子どものアタッチメント(愛着)は3つの型に分類される。A型は抵抗(アンビバレント)型、B型は安定型、C型は回避型であった。

  • 子どもの反応は、「安定型(B型)」「回避型(A型)」「葛藤型(C型)」の3つに分類されます。→無秩序型が追加

保育士試験 平成31年(2019年)前期 保育の心理学 問96

次の文は、乳幼児と養育者の関係性に関する記述である。適切な記述を○、不適切な記述を×とした場合の正しい組み合わせを一つ選びなさい。

× D  乳幼児と養育者の関係は、愛着関係と同義であると考えられる。

  • 乳幼児と養育者の関係は、必ずしも愛着関係と同義とはいえません。

× E  乳幼児期に形成される愛着のパターンから、成人期の愛着のパターンを95%予想できる。

  • 乳幼児期後、学童期、思春期などでも影響を受けるので、95%の予測は難しいです。

保育士試験 平成30年(2018年)後期 社会的養護 問32

次の文は、社会的養護の歴史に関する記述である。A〜Cを年代の古い順に並べた場合の正しい組み合わせを一つ選びなさい。

○ B  ボウルビィ(Bowlby, J.)は「乳幼児の精神衛生」において、母性的養育の剥奪が子どもにとって深刻な影響をもたらすとした。

保育士試験 平成30年(2018年)後期 保育の心理学 問98

次の文は、子どもの成長に関する記述である。適切な記述を○、不適切な記述を×とした場合の正しい組み合わせを一つ選びなさい。

× C  月齢5か月の子どもが、見知らぬ人の関わりに笑顔で応えた場合、無差別的愛着と推測され、愛着形成の問題を懸念する必要がある。

  • 人見知りが始まるのが6か月~7か月ごろなので5か月ごろの子どもが見知らぬ人に笑顔を見せるのはよくあることです。

保育士試験 平成30年(2018年)前期 保育の心理学 問91

次の文は、人との関わりについての記述である。A~Dのうち、この記述と関連する用語を○、そうでない用語を×とした場合の正しい組み合わせを一つ選びなさい。

長期縦断研究によって、自分の乳幼児期の親との関係性の質が、自分が親になった時の子どもとの関係性の質に一定程度、影響を及ぼすことが明らかになってきた。しかしその一方で、乳幼児期に望ましい親子関係を形成することができなかったとしても、適切で継続的なキーパーソンの存在によって、その後の人生において安定的な関係性を築くこともあることが示されている。

A  インクルージョン
B  レジリエンス

○ C  アタッチメント( 愛着 )
D  ソーシャル・アクション

保育士試験 平成29年(2017年)後期・地域限定 保育の心理学 問100

次の文は、DSM-5の「反応性アタッチメント障害/反応性愛着障害」に関する記述である。適切な記述を○、不適切な記述を×とした場合の正しい組み合わせを一つ選びなさい。

○ D  この障害がある子どものほとんどは、選択的な愛着対象( アタッチメント対象 )を持っていない。

保育士試験 平成29年(2017年)前期 保育の心理学 問83

次の記述に該当する人物として正しいものを一つ選びなさい。

·人間の発達では、初めに社会的関係があり、それが内面化すると考えた。

1. ワロン(Wallon,H.)

○ 2. ボウルビィ(Bowlby,J.)

3. ガードナー(Gardner,H.)

4. ロスバート(Rothbart,M.K.)

5. ヴィゴツキー(Vygotsky,L.S.)

保育士試験 平成28年(2016年)後期 保育の心理学 問97

次の文は、ストレンジシチュエーション法を用いた、アタッチメント(愛着)のアセスメントに関する記述である。【実験場面】を読んで、【設問】に答えなさい。

【実験場面】
月齢15か月の子どもが母親と一緒にいる。その後、母親が部屋を出て、子どもが一人残った(分離場面)。その3分後に母親が部屋に戻り、子どもに再会した(再会場面)。

【設問】
次の文のうち、この再会場面におけるアセスメントについて適切な記述を○、不適切な記述を×とした場合の正しい組み合わせを一つ選びなさい。

○ A  再会場面では母親に駆け寄ったが、接触する前に踵を返して、もと居た位置に駆け戻った。この子どもの母親に対するアタッチメント(愛着)には、不安定な部分があると考える。

○ B  分離場面で泣いていたが、再会場面で母親に駆け寄りぴったりと抱き付いた。まもなく泣き止み、母親から離れて遊びだした。この子どもは、安定したアタッチメント(愛着)を持っていると考える。

○ C  分離場面でまったく泣かずにおもちゃで遊んでいたが、母親と再会すると3分間大声で泣き続けた。この子どものアタッチメント(愛着)には、不安定な部分があると考える。

○ D  分離場面では立ったまま泣き続けていた。再会場面では、泣き止みその場に座り、おもちゃで少しの間遊んだが、再び泣き出し、泣きながら仰向けに倒れた。この子どものアタッチメント(愛着)には、不安定な部分があると考える。

保育士試験 平成28年(2016年)前期 保育の心理学 問80

次の文は、子どもとの関わりにおける環境としての保育士についての記述である。( A )~( D )にあてはまる語句を【語群】から選択した場合の最も適切な組み合わせを一つ選びなさい。

保育士が子どもたちの「心のよりどころとなる」には、アタッチメント(愛着)の発達過程で示されるように、子どもの発するサインに対して、保育士がタイミングよく子どもの要求にそったA『応答的関わり』をすることによって、子どもとの間に『情緒的な絆』が結ばれる。特に、気持ちが不安定になりやすい時期や場面においては、心のよりどころとしての保育士の存在が重要となる。乳児期後半の子どもは、保育士を安全基地としてB『探索行動』を展開するようになっていく。その後、子どものC『認知』的な発達にともない内在化された保育士のイメージに支えられて、その場に保育士がいなくても、情緒的な安定をはかることができるようになる。

語群】
ア 規律的関わり
イ 応答的関わり
ウ 情緒的な絆
エ 補完的な絆
オ 探索行動
カ 人間関係
キ 認知
ク 運動

保育士試験 平成28年(2016年)前期 保育の心理学 問97

次の文は、アタッチメント(愛着)の形成についての記述である。適切な記述を○、不適切な記述を×とした場合の正しい組み合わせを一つ選びなさい。

○ A 乳幼児は、親との分離、見知らぬ人、見知らぬ場所、けがなどを体験したときなどに、特定の養育的他者(愛着対象)に近づいて安心感を得ようとする。この行動傾向を愛着と呼ぶ。

× B 愛着は、乳幼児期に形成されるが、成人期に愛着は働かないため、成人は愛着行動を示さない。

  • 成人でも愛着行動を示します。(恋愛を例にとると分かりやすいかと思います。)子どもの愛着行動は、6ヶ月~始まり、2歳ごろに強く現れます。泣いたり笑ったりして注目を誘う、の近くにいて離れたら目で追うなどのことがいえます。

× C 生後2、3か月において、特定の愛着対象が明確である。

  • 愛着対象が明確化されるのは、6ヶ月頃からです。2、3ヶ月頃は、ものを目で追ったり、声をだしたり笑ったりできるようになります。

× D 乳幼児との安定した愛着関係を形成するためには、でき得る限り身体的に接触していることが望ましい。

  • 愛着関係の形成は、身体的接触によるものだけではありません。例えばアイコンタクトをとったり、泣くとオムツをかえてくれたり、自分を受け止めてくれるという安心感からも愛着関係が形成されます。

保育士試験 平成27年(2015年) 児童家庭福祉 問41

次の組み合わせのうち、「用語」とそれに関わりの深い「人物」として正しい組み合わせを一つ選びなさい。 

× 1. アタッチメント理論 ― オーエン(Owen, R.)

  • アタッチメント理論を提唱したのは、ジョン・ボウルビィです。

× 5. ハルハウス ― ボウルビィ(Bowlby, J.)

保育士試験 平成27年(2015年) 保育の心理学 問84

次の文は、アタッチメント(愛着)に関する記述である。適切な記述を○、不適切な記述を×とした場合の正しい組み合わせを一つ選びなさい。

○ A アタッチメント(愛着)は生理的なケアによって決定されるのではなく、情緒的なやりとりによって人との間に形成される。

○ B 子どもがもつ愛着対象についてのイメージは、内的ワーキングモデルと呼ばれる。

× C 養育者との間にアタッチメント(愛着)が形成されると、子どもは養育者と離れることに抵抗するという「人見知り」を示すようになる。

  • 人見知りとは、知らない人に恐怖や警戒を示すことで、他人をみることで養育者と区別し、愛着形成されていると言えます。しかし、この設問においては、「子どもは養育者と離れることに抵抗する」とあり、「分離不安」について述べているので×です。

保育士試験 平成26年(2014年) 保育の心理学 問86

次の文は、アタッチメント(愛着)についての記述である。( A )~( D )にあてはまる語句を【語群】から選択した場合の最も適切な組み合わせを一つ選びなさい。

( A ボウルビィ(Bowlby, J.))によれば、乳幼児は( B 特定の人)とアタッチメント(愛着)を形成するようになる。養育者に限らず、乳幼児に( C 応答的)に関わる人は( B 特定の人)になり得る。( B 特定の人)との間に形成されたアタッチメント(愛着)は、他の人との関係性の基盤となる( D 内的ワーキングモデル)を形成していく。

【語群】
ア 特定の人
イ エインズワース(Ainsworth, M.D.S.)
ウ 見知らぬ人
エ ボウルビィ(Bowlby, J.)
オ 応答的
カ 内的ワーキングモデル
キ 個別的
ク 外的ワーキングモデル

保育士試験 平成25年(2013年) 保育の心理学 問85

次の文は、アタッチメント(愛着)についての記述である。( A )~( C )にあてはまる語句を【語群】から選択した場合の正しい組み合わせを一つ選びなさい。

乳児が身近な特定の他者との間に結ぶ情愛的な関係を( A ボウルビイ)は「アタッチメント(愛着)」とよび、その相手となる特定の他者を「愛着対象」とした。乳児は愛着対象を( B 安全基地)として、探索活動を盛んに行うようになる。一方、アタッチメント(愛着)が形成されると、見知らぬ人を緊張してじっと見たり、見知らぬ人に抱かれると泣き出したりすることもみられる。これを( C 人見知り)という。

【語群】
ア 安全基地   イ 引っ込み思案  ウ アジトスペース   エ ギブソン(Gibson, J.J.)      オ 人見知り   カ ボウルビイ(Bowlby, J.)

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