次の文は、「生徒指導提要」(平成 22 年 文部科学省)の一部である。( A )・( B ) にあてはまる語句の正しい組み合わせを一つ選びなさい。
特別活動では、多様な集団活動の中で児童生徒にそれぞれに役割を受け持たせ、自己存在感を持た せ、自己の思いを実現する機会を十分に与えるとともに、集団との関係で自己の在り方を自覚させるように指導し、集団の一員としての連帯感や連帯意識、( A )を養うことが大切です。また、社会 の一員として生活の充実と向上のために進んで貢献していこうとする社会性の基礎となる態度や行動を 身に付け、様々な場面で自己の能力をより良く生かし( B 自己実現)を図るようにさせることも大切です。
次の文は、子ども同士の関わりについての記述である。下線部( a )~( d )に関連の深い語句を【語群】から選択した場合の最も適切な組み合わせを一つ選びなさい。
2~3歳頃では、( a )近くで同じような遊びをしていても、互いのやりとりはみられないことが多い。活発にやりとりして遊ぶようになると、( b )自分がやりたいことと仲間のやりたいこととのぶつかり合いを経験することになる。その後、4~5歳になると、( c )相手の立場に立って、自分とは異なる相手の気持ちや考えを徐々に理解できるようになっていく。 したがって、保育士は子ども相互の気持ちや想いをつなぎ、子どもが( d )自分自身の気持ちをコントロールする力を身につけるように配慮する必要がある。
A 保護者に対する子育て支援を適切に行うためには、自らの役割や専門性の範囲を踏まえると同時に、関係機関の役割や機能を理解して、各機関との連携を意識することが重要である。 B 「受容」とは、保護者の不適切な態度や要求を応諾することである。 ⚪︎ C 人見知りや自己主張など、一見否定的に見える子どもの姿にも発達的意義があることを保護者に伝えることで、保護者の子ども理解が深まり、子どもへの関わりの質の向上につながる。 D 保護者の子育てを自ら実践する力を向上させるために、保育士は一定の水準を定め、すべての保護者をその水準に押し上げるよう支援することが求められる。
【設問】 【事例】を説明する記述として( A )~( D )にあてはまる用語を【語群】から選択した場合の正しい組み合わせを一つ選びなさい。
Jちゃんは、( A )を理解しているため、お皿を黙って取らずに、「お皿を貸して」と言えた。Mちゃんに断られたJちゃんは、「私たちも使いたい」と( B )をしていた。Jちゃんの言うことを耳にして、Nちゃんはお皿を持っていくことを許可した。その様子を見たMちゃんは、( C )をしてお皿を貸していた。このようなやり取りの中で、保育者が介入しなくても、子どもたちが自分たちで問題を解決できるような( D )が育まれていく。
A親たちは自分の思い通りにならず、時には自分の理解を超えた子どもという存在と関わることにより、考え方が柔軟になった。 ⚪︎ B 親になることによって、自分を抑制したり、自己主張したりする自己制御ができるようになった。 C 自分の子どもに関心が集中し、親自身の視野が狭くなった。 D 親は自分自身をなくてはならない存在だと感じ、生きている張りが増した。 E 子どものためには、親がすべてを犠牲にするべきであると考えるようになった。
A 低学年では、具体的な事物については論理的思考ができるようになる。また、不特定多数の聞き手を意識して発言することが求められるようになる。 B 中・高学年になると、特定の仲間と排他的ではない集団を作って行動することが増える。また、同時に仲間よりも大人からの承認を求めるという特徴がみられる。 ⚪︎ C 学校生活の中では、自己概念は現実的で複雑になるため、社会的比較をすることにより劣等感を抱いたり、自尊心が低下したりすることがある。 D 学童期は、学年が上がるとともに記憶のための方略が多様化し、自分の思考を振り返るメタ認知能力が発達していく。
3. A:○ B:× C:○ D:○
保育士試験 令和元年(2019年)後期 保育の心理学 問92
次の文は、感情と自己に関する記述である。( A )~( D )にあてはまる用語を【語群】から選択した場合の正しい組み合わせを一つ選びなさい。
【Ⅰ群】 A 幼児に気付かれないように鼻の頭に口紅をつけておく。その後その子どもに鏡を見せた時、子どもが鏡の像ではなく、自分の鼻を触るかどうかを基準として判断する。 B 乳児が自分の手や足の指をしゃぶったり触ったりして得られる感覚は、物をしゃぶったり触ったりした時に生じる感覚とは異なることに気付く。 C 青年は「自分は他者と違って自分である」という感覚と、「自分はいかに自分になってきたか」という感覚を、問い直す。 D 「そうなりたい自分」と「そうである自分」とのズレや不一致の程度によって、その人の適応をあらわしているとされる。
次の文は、仲間同士の関わりについての記述である。( A )~( C )にあてはまる用語を【語群】から選択した場合の最も適切な組み合わせを一つ選びなさい。
友だちと一緒に遊ぶようになると、子どもは、自分のやりたいことと相手がやりたいことがぶつかり合い、いざこざやトラブルを経験するようになる。子どもは他者との関係のなかで、自分の欲求をぶつけ、実現しようとする( A イ、自己主張 )と、欲求を我慢しようとする( B ウ、自己抑制)の両方を求められる。友だちとの関係を築くためには、この両者のバランスを調整する( C カ、自己制御 )が必要になる。
2歳頃に、「自分でやりたい」「イヤ」というような[ A ]が始まる。これはまわりの大人からすると、わがままを言っているように受け止められるが、自分でやりたいという自我が発達した証である。 その後、自分の思いを主張するだけでなく、集団の中で相手にあわせて自分の気持ちを抑える[ B ]が伸びていく。このような力には、相手の気持ちを推測し、理解して、自分の気持ちを調節する[ C ]や、ルールに気づき、守ろうとする[ D ]が関連している。
次の文は、他者とのかかわりに関する記述である。( A )~( D )にあてはまる語句を【語群】から選択した場合の最も適切な組み合わせを一つ選びなさい。
子どもは集団生活において、さまざまな場面で自分と他者を比べており、こうした行為を( A 社会的比較)とよぶ。 例えば、なかなか竹馬にうまく乗れないP君が竹馬の上手なQ君をモデルに練習を繰り返しているとき、このような( A )は( B上方比較 )とよぶ。年齢により( A )のもつ意味は変化していくが、( C自己概念 )を形成していく上で重要であることから、( D 劣等感)につながらないように配慮することが保育士に求められる。
次の文は、児童養護施設に配置されている職員の役割について説明したものである。( A )~( D )にあてはまる語句を【語群】から選択した場合の正しい組み合わせを一つ選びなさい。
児童養護施設には、様々な役割の職員が配置されている。主に児童の生活支援を担当するのは( A 保育士 )や児童指導員である。乳児が入所している場合には、( B 看護師 )を置かなければならないとされている。家族との関係調整や関係機関との連携を専門に行うのは( C 家庭支援専門相談員 )である。また、虐待を受けた児童の心理療法を専門に担当するのは( D 心理療法担当職員 )である。
○ A 里親支援専門相談員 ○ B 個別対応職員 × C 児童生活支援員 × D 児童自立支援専門員 ○ E 心理療法担当職員
保育士試験 平成28年(2016年)前期 保育実習理論 問16
次の文は、児童養護施設に配置されている職員の役割について説明したものである。( A )~( D )にあてはまる語句を【語群】から選択した場合の正しい組み合わせを一つ選びなさい。
児童養護施設には、様々な役割の職員が配置されている。主に児童の生活支援を担当するのは( A 保育士 )や児童指導員である。乳児が入所している場合には、( B 看護師 )を置かなければならないとされている。家族との関係調整や関係機関との連携を専門に行うのは( C 家庭支援専門相談員 )である。また、虐待を受けた児童の心理療法を専門に担当するのは( D 心理療法担当職員 )である。
次の文は、家族を理解する視点についての記述である。( A )~( C )にあてはまる 用語の最も適切な組み合わせを一つ選びなさい。
家族を理解する視点の一つに( A 家族ライフサイクル論)がある。( A 家族ライフサイクル論)とは、家族の誕生から家族がなくなるまでの過程をたどる理論であり、そこには発達段階と発達課題がある。家族を理解するためのもう一 つの理論として( B 家族システム論)がある。家族はそれを構成する個人がいなければ成り立たないと同時に、 社会との関わりをもたない家族も存在しない。このように、( B 家族システム論)では、多層的に積み重なって 家族は存在し、互いに影響し合うという視点に立つ。一方、家族を多世代にわたって把握する方法と して、三世代程度の家族の関係を図で表したものが( C ジェノグラム)である。( C ジェノグラム)からは、視覚的に 家族の歴史を知ることで、家族に関する情報を得ることができる。
次の文は、エリクソン( Erikson,E.H. )による青年期の特徴についての記述である。( A )~( D )にあてはまる語句を【語群】から選択した場合の正しい組み合わせを一つ選びなさい。
青年期を( A モラトリアム )の時代と呼んだ。この用語は、( B 経済的自立 )やある種の社会的責任に猶予が認められる期間の意味で用いられている。この期間に青年は職業生活に必要な知識や技術を獲得するだけでなく、内省力が増し、自分を見つめ、積極的に( C 社会的役割実験 )を行い、( D アイデンティティ )の確立を模索するといわれている。
次の文は、エリクソン(Erikson, E.H.)の発達理論の記述である。( A )~( D )にあてはまる語句を【語群】から選択した場合の正しい組み合わせを一つ選びなさい。
エリクソン( Erikson,E.H. )によると、発達段階にはそれぞれ顕在化する[ A 心理社会的 ]課題がある。成人期においても危機的状況に直面するが、否定的要素の[ B 停滞 ]よりも肯定的要素の[ C 生殖性 ]が優位となって課題は達成される。その後、高齢期においても、否定的要素を排除するのではなく、それをも含めて[ D 統合 ]していくことによって課題が達成されるが、そこに至るには大きな困難が伴う、と考えられている。
エリクソン(Erikson, E.H.)の( A ライフサイクル論 )では、生物としてのヒトがある規則性をもって( B 漸成的 )に発達する一方、社会的に生きる人間がさまざまな心理・社会的な( C )に遭遇し、それを解決しながら発達するとみなされる。つまり、各発達期に固有な課題が、( D 危機的)な概念として提起され、肯定的概念が否定的概念を上回ることで、その課題を乗り越え心理・社会的に発達すると考えられている。