エリクソンの理論名や段階、年代がテキストや論文によってバラバラで覚えにくいと思ったことはありませんか。
翻訳したときの言葉がたまたま違っただけなので、試験にでた名前で覚えるのがよいです。
また、年齢については、エリクソンが生きていた時代(1904〜1994年)を考えると時代背景が変わってきていますので、対象年齢を固定するのは相応しくありません。
しかし細かく覚える必要もないのではないでしょうか。
目次
- 1 エリクソンの生い立ち
- 2 子どものときから自分は何者なのか悩む
- 3 ライフサイクル(理)論とは
- 4 ついでに家族ライフサイクル論も
- 5 さらに家族バランス論も!
- 6 過去問
- 6.1 保育士試験 令和5年(2023年)前期 保育の心理学 問4
- 6.2 保育士試験 令和4年(2022年)後期 保育の心理学 問11
- 6.3 保育士試験 令和4年(2022年)後期 保育の心理学 問12
- 6.4 保育士試験 令和4年(2022年)後期 保育の心理学 問 11
- 6.5 保育士試験 令和3年(2021年)前期 保育の心理学 問89
- 6.6 保育士試験 平成30年(2018年)前期 保育の心理学 問93
- 6.7 保育士試験 平成29年(2017年)前期 保育原理7
- 6.8 保育士試験 平成29年(2017年)後期・地域限定 保育の心理学 問82
- 6.9 保育士試験 平成28年(2016年)後期 保育の心理学 問83
- 6.10 保育士試験 平成26年(2014年) 保育の心理学 問91
- 6.11 保育士試験 平成25年(2013年) 保育の心理学 問89 )
- 6.12 保育士試験 平成24年(2012年) 発達心理学 問48
- 6.13 保育士試験 平成24年(2012年) 発達心理学 問49
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エリクソンの生い立ち
エリクソンの母親は、デンマーク系ユダヤ人でしたが、父親は誰だが不明でした。

エリクソンが3歳のとき、母親はドイツのユダヤ人小児科医と再婚しました。
エリクソンは、母親とも義父とも違い、金髪に青い目でした。
そのため、黒髪・黒い目が多いユダヤ教会では「異教徒」のように見られていたそうです。
また、外国人蔑視の風潮が強い時代だったため、地元の学校では「デンマーク人」と呼ばれ差別されていたそうです。
子どものときから自分は何者なのか悩む
そういった差別はエリクソンが悩むきっかけになりました。
学校を卒業後、エリクソンは実験学校の教師となりました。
そこで、子どもの気持ちに対する理解力の鋭さと、細やかな関係づくりの能力が高く評価されます。
生徒たちの回想によると、エリクソンは「子どもたちが何に関心をもっているかを直感的にわかってくれる人」だったそうです。
教師としての才能を認められたエリクソンは、児童分析家となりました。
さらに問題行動を起こす青年たちの心理療法に従事し、精神分析家・児童分析家としての名声を確立しました。
フロイトの無意識の深層心理の分析や心理・性的発達理論を展開しました。
「アイデンティティー」や「モラトリアム」など私たちにとって身近な用語は、エリクソンが提唱したものです。
マーシアはエリクソンの理論をさらに展開しました。
ライフサイクル(理)論とは
心理社会的発達理論、漸成的発達理論と表現されることがあります。
エリクソンは人間の一生を「ライフサイクル」と捉え、精神発達の過程を8つの段階に分けるとともに、各段階にある課題を克服することで漸成的に精神的発達を遂げるとして理論化しました。
そして、それぞれの段階で直面する発達課題と発達危機を設定し、発達課題を達成することができれば、次の段階へ移行し、達成できない場合は、発達危機に陥ると考えました。
発達課題が発達危機より優位になると力を獲得できます。
漸成的とは、生物学の用語で、生まれてゆっくり成長していくという意味です。
発達課題は肯定的概念です。
発達危機は否定的概念です。
発達課題は心理社会的課題と表現されることがあります。

Ⅰ 乳児期 0〜1歳半頃
発達課題:基本的信頼感
望み通りに愛されることや、母親との一体感を経験することで、人への信頼が育まれます。
発達危機:不信感
反対に、誰からも望みを叶えてもらえなければ、「誰も助けてくれない」という不信感を抱きます。
力:希望を獲得
Ⅱ 幼児期前期1歳半〜3歳頃
幼児期初期と表現されることがあります。
発達課題:自律性
言語の急速な発達に伴い、自ら行動するようになります。
発達危機:恥、疑惑
全てのことに親や周囲の人が手を出して本人の挑戦する機会を奪ったり、挑戦して失敗したことを非難してしまうと、子どもの自律性は育つことはなく、逆に周囲が自分を信じてくれないという疑惑が生まれてしまいます。
力:意思を獲得
適切なチャレンジの機会があれば、自信をつけて、もっといろんなことをしてみようと思えます。
そして、自分の「意思」という力を獲得することができます。
Ⅲ 幼児期後期3~5歳頃
遊戯期と表現されることがあります。
発達課題:自発性
同世代の子どもとの交流が増え、幼稚園や保育園での友だちと過ごす外の世界に興味を持つ時期です。
知りたいという欲求「なぜ〇〇なの?」というなぜなぜ期、また、ままごとやお店ごっこなど、ごっこ遊びに夢中になります。
発達危機:罪悪感
これらの自発性や自主性のある積極的な活動に対して、親がめんどくさい態度を取ったり、厳しくしつけすぎると、子どもは罪悪感を覚えてしまいます。
もちろん、適切なしつけは必要ですが過度なしつけは、子どもの罪悪感が強くなり、自発的な活動を妨げることに繋がってしまうのでバランスが大切です。
力:目的を獲得
自発性と罪悪感のバランスがうまくとれれば、子どもは心理社会的危機を克服し、「目的」という力を獲得できます。
Ⅳ 学童期5~12歳頃
児童期と表現されることがあります。
発達課題:勤勉性
小学校に通い始め、学期中や夏休みにこなすべき宿題が次々に出されるので、「計画的に課題を仕上げ、提出する」ことを覚えます。
発達危機:劣等感
失敗したり、苦手なことでつまずいたりすることも多くあります。その際に周りの大人がフォローせずに、ただ出来ないことを咎めるだけでは、子どもは「自分には無理だ」と劣等感を抱いてしまいます。
力:有能感を獲得
勤勉性を持ち続けることによって自信がつき、自分には「有能感」があると理解するのです。
Ⅴ 青年期12~18歳頃
思春期と表現されることがあります。
発達課題:同一性
思春期である青年期は、モラトリアムの時期であり、経済的自立やある種の社会的責任に猶予が認められる期間の意味で用いられています。
この期間に青年は職業生活に必要な知識や技術を獲得するだけでなく、内省力が増し、自分を見つめ、積極的にアルバイト等の社会的役割実験 を行い、アイデンティティの確立を模索するといわれています。
発達危機:同一性拡散
しかし、同一性が拡散してしまい、アイデンティティーを確立することができなければ、「自分は何者なのか」「なぜ存在しているのか」と悩み続け、モラトリアムから抜け出せなくなってしまいます。
「モラトリアム」とは、元は支払い猶予期間のことです。
エリクソンはこれを心理学に適用し、アイデンティティの確立までの社会的責任・義務から猶予される青年期の特質を表しました。
力:忠誠を獲得
自分を必要としていることに対して貢献し応えようとする「忠誠」という力を獲得することができます。
Ⅵ 前成人期 18~40歳頃
初期成人期、成人期初期と表現されることがあります。
発達課題:親密性
職場や家庭など現実的な役割を担い、責任を負うようになります。
さらに同性や異性との関係を重要視します。
発達危機:孤立
親密性を獲得していくためには、アイデンティティを獲得されていなければならず、相手に受け入れられないと後ろ向きな感情が生まれます。
力:愛を獲得
新たな家族や友人との長期的・安定的な関係を通し、「愛」という力を獲得します。
Ⅶ 成人期40~65歳頃
壮年期と表現されることがあります。
発達課題:生殖性
次の世代を育てていくことに関心を持ちます。
発達危機:停滞
自分自身にしか関心がもてず、自己没頭という状況になります。
力:世話を獲得
自身の子育てだけでなく、職場での人材育成や広く人の世話をします。
Ⅷ 高齢期65歳以上頃
老年期と表現されることがあります。
発達課題:統合性
死に対する意識が高まり、人生を回顧する時期です。多くの人が老後の生き方を模索しているはずです。
これまでの人生を振り返り、否定的要素を排除するのではなく、それをも含めて統合することです。
そこに至るには大きな困難が伴うと考えられています。
発達危機:絶望、嫌悪
時間を巻き戻せるわけはなく、寿命が迫っています。絶望的な気分となり、「死」を受け入られないと、さまざまな衰えに対しての恐怖などを抱きます。
力:英知を獲得
死そのものに向き合う中での、生きることに対する関心
ついでに家族ライフサイクル論も
家族ライフサイクル論とは、家族の誕生から家族がなくなるまでの過程をたどる理論であり、そこには発達段階と発達課題があります。
ここからは覚えなくてよいのですが、エリクソンとは別の人が提唱し、下記のようなライフステージとなっています。
- 独身の時期
- 新婚の時期
- 乳幼児を育てる時期
- 学童期の子どもを育てる時期
- 思春期・青年期の子どもを育てる時期
- 子どもの巣立ちの時期
- 老年期
さらに家族バランス論も!
家族バランス論とは、多層的に積み重なって 家族は存在し、互いに影響し合うという考えです。
例えば、父、母、兄、妹という家族がいれば、その4人がシステムとなり、そのシステムの中に夫婦(父ー母)、きょうだい(兄ー妹)、父子(父ー兄、父ー妹)、母子(母ー兄、母ー妹)などのサブシステムがあります。
システムは、サブシステムによって構成されているため、問題行動を起きた場合は個人に対してだけにアプローチするのではなく、サブシステム、システムに対してアプローチしていく必要があります。
ジェノグラムを作成することにより、視覚的に家族の歴史を知り、家族に関する情報を得ることができるため、よく利用されます。


過去問
保育士試験 令和5年(2023年)前期 保育の心理学 問4
次のうち、エリクソン(Erikson, E.H.)の心理・社会的発達段階説に関する記述として、適切 なものを○、不適切なものを×とした場合の正しい組み合わせを一つ選びなさい。
× A それぞれの発達段階の時期の中心的な発達課題は、漸成的で決まった順序がないと考えた。
- 発達課題を達成することができれば、次の段階へ移行し、達成できない場合は、発達危機に陥ると考えました。
○ B どの発達段階でも、肯定的な経験をすることが理想なのではなく、否定的な経験を上回って肯定
的な経験をすることが発達課題の克服となると考えた。
× C フロイト(Freud, S.)の精神・性的発達段階に、身体的な側面を加え、人生を8つの階層でとらえた。
× D 乳児期の心理社会的危機は「自律 対 恥・疑念」であると考えた。
- 基本的信頼感 対 不信感です。
(組み合わせ)
A B C D
4 × ○ × ×
保育士試験 令和4年(2022年)後期 保育の心理学 問11
次のうち、中年期に関する記述として、適切なものを○、不適切なものを×とした場合の正 しい組み合わせを一つ選びなさい。
D 自分とは何者であるのかに悩み、様々なものに取り組んで、初めてアイデンティティを模索する。
(組み合わせ)
A B C D
4 × ○ × ×
- 青年期に関する記述です。
保育士試験 令和4年(2022年)後期 保育の心理学 問12
次の文は、家族を理解する視点についての記述である。( A )~( C )にあてはまる 用語の最も適切な組み合わせを一つ選びなさい。
家族を理解する視点の一つに( A 家族ライフサイクル論)がある。( A 家族ライフサイクル論)とは、家族の誕生から家族がなくなるまでの過程をたどる理論であり、そこには発達段階と発達課題がある。家族を理解するためのもう一 つの理論として( B 家族システム論)がある。家族はそれを構成する個人がいなければ成り立たないと同時に、 社会との関わりをもたない家族も存在しない。このように、( B 家族システム論)では、多層的に積み重なって 家族は存在し、互いに影響し合うという視点に立つ。一方、家族を多世代にわたって把握する方法と して、三世代程度の家族の関係を図で表したものが( C ジェノグラム)である。( C ジェノグラム)からは、視覚的に 家族の歴史を知ることで、家族に関する情報を得ることができる。
(組み合わせ) ABC
× 1 家族ライフプロセス論 家族バランス論
エコマップ
× 2 家族ライフプロセス論 家族システム論
ジェノグラム
× 3 家族ライフサイクル論 家族バランス論
エコマップ
○ 4 家族ライフサイクル論 家族システム論
ジェノグラム
× 5 家族ライフサイクル論 家族バランス論
ジェノグラム
保育士試験 令和4年(2022年)後期 保育の心理学 問 11
次のうち、中年期に関する記述として、適切なものを○、不適切なものを×とした場合の正 しい組み合わせを一つ選びなさい。
× B エリクソン(Erikson, E.H.)は、中年期の心理・社会的危機を「親密性 対 孤独」としている。
- 生殖性 対 停滞
× D 自分とは何者であるのかに悩み、様々なものに取り組んで、初めてアイデンティティを模索する。
- 青年期の内容です。
保育士試験 令和3年(2021年)前期 保育の心理学 問89
次のA~Dのうち、エリクソン(Erikson, E.H.)の発達理論に関する記述として、適切なものを○、不適切なものを×とした場合の正しい組み合わせを一つ選びなさい。
⚪︎ A 生涯は8つの段階に区分され、各段階はその時期に達成されるべき発達課題をもち、それを乗り越えることにより次の段階に進むという過程をたどる。
× B 学童期から青年期にあたる第4段階と第5段階では、「自主性 対 罪悪感」、「同一性 対 同一性の混乱」の危機がある。
- 第4段階は学童期、第5段階は青年期とされ、それぞれ「勤勉 対 劣等感」、「同一性 対 同一性拡散」の危機があります。
⚪︎ C 青年期はアイデンティティを模索する時期であり、モラトリアムの時期としている。
⚪︎ D アイデンティティとは、自己の連続性と斉一性についての感覚であり、「自分とは何か」についての答えである。
保育士試験 平成30年(2018年)前期 保育の心理学 問93
次の文は、エリクソン( Erikson,E.H. )による青年期の特徴についての記述である。( A )~( D )にあてはまる語句を【語群】から選択した場合の正しい組み合わせを一つ選びなさい。
青年期を( A モラトリアム )の時代と呼んだ。この用語は、( B 経済的自立 )やある種の社会的責任に猶予が認められる期間の意味で用いられている。この期間に青年は職業生活に必要な知識や技術を獲得するだけでなく、内省力が増し、自分を見つめ、積極的に( C 社会的役割実験 )を行い、( D アイデンティティ )の確立を模索するといわれている。
【語群】
ア 社会的スキル訓練
イ アイデンティティ
ウ 社会的役割実験
エ 心理的離乳
オ アサーション
カ 第二次性徴
キ モラトリアム
ク 経済的自立
保育士試験 平成29年(2017年)前期 保育原理7
次の【Ⅰ群】の記述と【Ⅱ群】の人名を結びつけた場合の正しい組み合わせを一つ選びなさい。
【Ⅰ群】
D 心の発達を社会との関係において理論化し、一生を8つの段階に分けて、それぞれの時期における中心的な発達課題を示し、それが達成されないときには心理・社会的な危機があると説いた。
【Ⅱ群】
ア エリクソン(Erikson,E.H.)
保育士試験 平成29年(2017年)後期・地域限定 保育の心理学 問82
次の文は、成人期以降の発達についての記述である。A ~ Dにあてはまる語句を【語群】から選択した場合の最も適切な組み合わせを一つ選びなさい。
エリクソン( Erikson,E.H. )によると、発達段階にはそれぞれ顕在化する[ A 心理社会的 ]課題がある。成人期においても危機的状況に直面するが、否定的要素の[ B 停滞 ]よりも肯定的要素の[ C 生殖性 ]が優位となって課題は達成される。その後、高齢期においても、否定的要素を排除するのではなく、それをも含めて[ D 統合 ]していくことによって課題が達成されるが、そこに至るには大きな困難が伴う、と考えられている。
【語群】
ア 拡散 イ 心理生理的 ウ 孤立性 エ 生殖性 オ 親密 カ 停滞 キ 統合 ク 心理社会的 ケ 融合
保育士試験 平成28年(2016年)後期 保育の心理学 問83
次の文は、エリクソン(Erikson, E.H.)の発達理論の記述である。( A )~( D )にあてはまる語句を【語群】から選択した場合の正しい組み合わせを一つ選びなさい。
エリクソン(Erikson, E.H.)の( A ライフサイクル論 )では、生物としてのヒトがある規則性をもって( B 漸成的 )に発達する一方、社会的に生きる人間がさまざまな心理・社会的な( C )に遭遇し、それを解決しながら発達するとみなされる。つまり、各発達期に固有な課題が、( D 危機的)な概念として提起され、肯定的概念が否定的概念を上回ることで、その課題を乗り越え心理・社会的に発達すると考えられている。
【語群】
ア ライフコース論
イ 漸成的
ウ ストレス
エ 対極的
オ ライフサイクル論
カ 加速的
キ 危機
ク 両義的
保育士試験 平成26年(2014年) 保育の心理学 問91
次の文の最も適切な組み合わせを一つ選びなさい。
【Ⅰ群】
( A ) 無意識の深層心理の分析や心理・性的発達理論を展開し、エリクソン(Erikson,E.H.)に大きな影響を及ぼした。
【Ⅱ群】
イ フロイト(Freud, S.)
- 無意識の深層心理の分析や心理・性的発達理論を展開し、エリクソン(Erikson,E.H.)に大きな影響を及ぼした。
保育士試験 平成25年(2013年) 保育の心理学 問89 )
次の文は、老年期の発達についての記述である。適切な記述を○、不適切な記述を×とした場合の正しい組み合わせを一つ選びなさい。
○ A エリクソン(Erikson, E.H.)によると、老年期の発達課題は「統合対絶望」である。
× B アイデンティティの再構築は、老年期特有のものである。
- アイデンティティの再構築は老年期よりもむしろ、青年期の特徴であるといわれています。
○ C 知的能力の低下を防ぐために、日常生活で知的活動を行うことが有効である。
保育士試験 平成24年(2012年) 発達心理学 問48
次の文は、青年期の発達的特徴に関する記述である。不適切な記述を一つ選びなさい。
○ 5. 青年が役割実験のために社会的責任を猶予される期間をモラトリアムという。
保育士試験 平成24年(2012年) 発達心理学 問49
次の文は、成人期から老年期に関する記述である。適切な記述を○、不適切な記述を×とした場合の正しい組み合わせを一つ選びなさい。
○ A エリクソン(Erikson,E.H.)の成人期の発達課題は「生殖性(世代性)」であるが、それは自身の子育てだけでなく、職場での人材育成や広く人の世話をすることも意味する。
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