マズローの欲求5段階説を利用して子供のドヤ顔を見よう!

マズローは、人間の基本的欲求を5段階に分類しました。

看護の世界では古くから活用され、口を開かない入院患者がコミュニケーションを取るようになったという話しがあります。

マズロー

最一層:生理的欲求

最も根源的です。

食べたい、寝たいなどの欲求です。

満たされていない子供は、病気の子供です。

第二層:安全と安定の欲求(安全欲求)

誰かに保護されたいなどの欲求です。

満たされてない子供は、虐待を受けている子供です。

第三層:所属と愛の欲求(社会的欲求)

集団に属したい、他者から愛されたいという欲求です。

満たされてない子供は、愛情を受けてない子供です。

第四層:自尊と承認の欲求(承認欲求)

他人に褒められたいという欲求です。

満たされてない子供は、遊びでも勝負に勝ちたいと考えている子供です。

多くの子供が当てはまります。

第五層:自己実現の欲求

自分で実現したいと思っていた集団の中で自発的な遊びや学びを通して個性を発揮したいという欲求です。

満たしていない子供は、ピアニストに憧れているのにまだ上達してない子供です。

99%の子供が当てはまります。

一般的には自分の能力やスキル、可能性を引き出したい、限界に挑戦したい、「あるべき自分」になりたいという欲求です。

疾病によって障害が生じたとしても、自分らしさが発揮できる創作活動や社会貢献をしたいといった望みを持つ人の根底にあるものが自己実現欲求です。

過去問

保育士試験 平成29年(2017年)後期・地域限定 保育の心理学 問8

次の(   )にあてはまる用語として最も適切なものを一つ選びなさい。

集団の中に入りたいという思いは、幼児期の子どもたちにとってごく自然なことである。幼児期にみられる欲求を分類すると、愛情をもって養育されたいという生理的欲求、安全の欲求、そして、それらが満たされた子どもは集団に所属したいという所属の欲求、さらに、認められたいという承認の欲求を抱きつつ、幼児期にふさわしい(   )へと動機づけられる。すなわち(   )は、集団の中で自発的な遊びや学びを通して個性を発揮しようとすることである。

○ 4.自己実現

コメントを残す

Powered by WordPress.com. テーマ: Baskerville 2 by Anders Noren

ページ先頭へ ↑

%d人のブロガーが「いいね」をつけました。