ソーシャルアクション事例!言葉だけだとピンとこない!

援助技術体系

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ソーシャアクションとは

ソーシャルアクションとは

ソーシャルアクションとは、社会福祉制度やサービスの改善・創設を促す援助技術であり、社会構造的の変化を行政等組織へ働き掛けることです。

言葉だけだとわかりにくいので具体例と共に説明していきます。

合格率を左右する社会福祉では、援助技術は確実な得点源となります。

ソーシャアクション事例

ソーシャルアクション事例

A市の重度障害児の医療費助成は,子ども医療費の対象ではなく、重度医療費の対象となっているため、健常児は病院での会計は窓口無料のためありませんが、障害児は一度支払った後に払戻手続きをしなければなりませんでした。

通院の多さや入院費などの高額医療費の負担は大きく、会計待ちをしている横をスムーズに帰っていく健常の子どもたちを見るのは親として辛くなる瞬間です。

障害児をもつ5人の保護者は、医療費助成を重度医療費から子ども医療費に変更しようと申請を行いましたが、認められませんでした。

本来なら、障害児の保護者には、ノーマライゼーションの観点から、子ども医療費と重度医療費のどちらでも選択できるようにするべきです。

障害児の保護者は、他市の制度を調査のうえ、ソーシャルワーカーと共にA市に対する異議申立てを行うことにしました。(社会福祉制度の改善を促す

具体的には、弁護士とも協議を重ね、異議申立とその先にある行政訴訟を視野に入れた方法を計画し実行しました。

地域の医師や職員、患者グループとの連携活動も「障害児医療費の窓口無料化」という共通目標によって協働することができ、マスコミも活動の周知に一役を担ってくれました。

同年には市議の理解が得られて政治的応援も得られました。

その結果、障害児医療の窓口無料化実施が認められることになりました。

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