発達過程は1歳を基準にして総合的に考える!part1

ここでは、満1歳の時点でどれだけ発達してるかを覚えて、いろいろな科目に応用することを目的としています。

例えば、1歳で0.2の視力があることだけを覚えておいて、3歳では1.0位だろうと推測したり、保育所保育指針へ応用したりしていきます。

また、心理学・発達過程などに渡り、言っていることは一貫しています。

保育所保育指針は比較的遅い発達が前提で、多くの子どもが達成できるつくりであることがわかります。

これで友達の子どもの年齢をバシッと言い当ててみましょう!

発達過程 〜感覚〜

視覚

満1歳では視力が0.2程度になります。立体視ができるようになり、奥行きや上下左右、自分と物の距離なども把握できるようになります。ただし、輪郭はまだはっきりとは見えません。 

乳児の見え方 オバラメガネ

目の前に開かれた未知の世界の探索行動に心をそそられ、身近な人や身の回りにある物に自発的に働きかけていきます。

嗅覚

満1歳で嗅覚はすべて完成しています。親と親以外を嗅ぎ分けて判断します。

味覚

満1歳ですべて完成していますので好き嫌いがあります。

離乳食の段階では「カミカミ期」とも呼ばれる離乳食の最終段階で、8本の前歯と歯茎を使って食べ物を噛む練習をする時期です。

聴覚

満1歳で言葉の聞き分けができます。歌がわかる程度の音の高低差の聞き分けができます。

言語

「パパ」「ママ」などの初語が見られます。

要求したり援助を求めたりするときに、周りの関心を引こうとジャーゴンで発語します。 

多少、喃語は残っています。

発達過程 〜体〜

体重

平均9kg

身長

平均75cm

前歯が8本生え揃う

発達過程 〜運動〜

粗大運動

ぎこちなく1人歩きをします。

階段をはってのぼります。

音楽を感じることができるので、合わせて体を動かします。

微細運動

目で見たものを手に協応させ、腕や手先で意図的に細かく動かせるようになります。

例えば、なぐり描き(スクリブル)、小さい物を拾って穴に入れる、親指と人差し指でつまむ、こぼしながらもスプーンで食べる、こぼしながらもコップを持って飲むなどです。

発達過程 〜心理学〜

エリクソン

満1歳では基本的信頼感(vs基本的不信感)を得ようと戦っている真っ最中です。2歳頃に得られる希望を獲得するためです。

ピアジェ

満1歳では感覚運動期第3次循環反応が始まる頃てす。

ものの永続性に気付き、新しい手段を発見したり、洞察によって解決したりすることを始める頃です。

ボウルビー

満1歳では第3段階 真の愛着形成をしている真っ最中です。

この段階になると、子どもが親とその他を区別する能力は確固たるものとなっていきます。逆に、見知らぬ人に対しては警戒したり不安を感じるようになったり、いわゆる人見知りが起きるようになる段階です。

段3段階は満2~3歳頃まで続きます。

パーテン

満1歳ではひとり遊びをします。

他の子どもたちと関係をもとうとせず、1人で自分だけの遊びに熱中します。

傍観(者行動)をします。他の子どもが遊んでいるのを見て、質問したり、遊びに口出ししたりしますが、遊びに加わりません。

モンテッソーリ

満1歳では敏感期の言語、秩序、運動、感覚が発達しているところです。

発達過程 〜保育所保育指針〜

1 乳児保育に関わるねらい及び内容

⑴ 基本的事項

ア 乳児期の発達については、視覚、聴覚などの感覚や、座る、はう、歩くなどの運動機能が著しく発達し、特定の大人との応答的な関わりを通じて、情緒的な絆が形成されるといった特徴がある。これらの発達の特徴を踏まえて、乳児保育は、愛情豊かに、応答的に行われることが特に必要である。

イ 本項においては、この時期の発達の特徴を踏まえ、乳児保育の「ねらい」及び「内容」については、身体的発達に関する視点「健やかに伸び伸びと育つ」、社会的発達に関する視点「身
近な人と気持ちが通じ合う」及び精神的発達に関する視点「身近なものと関わり感性が育つ」としてまとめ、示している。

ウ 本項の各視点において示す保育の内容は、第1章の2に示された養護における「生命の保持」及び「情緒の安定」に関わる保育の内容と、一体となって展開されるものであることに留意が必要である。

⑵ ねらい及び内容

ア 健やかに伸び伸びと育つ健康な心と体を育て、自ら健康で安全な生活をつくり出す力の基盤を培う。

(ア) ねらい

① 身体感覚が育ち、快適な環境に心地よさを感じる。

② 伸び伸びと体を動かし、はう、歩くなどの運動をしようとする。

③ 食事、睡眠等の生活のリズムの感覚が芽生える。

(イ) 内容

① 保育士等の愛情豊かな受容の下で、生理的・心理的欲求を満たし、心地よく生活をする。

② 一人一人の発育に応じて、はう、立つ、歩くなど、十分に体を動かす。

③ 個人差に応じて授乳を行い、離乳を進めていく中で、様々な食品に少しずつ慣れ、食べることを楽しむ。

④ 一人一人の生活のリズムに応じて、安全な環境の下で十分に午睡をする。

⑤ おむつ交換や衣服の着脱などを通じて、清潔になることの心地よさを感じる。

(ウ) 内容の取扱い

上記の取扱いに当たっては、次の事項に留意する必要がある。

① 心と体の健康は、相互に密接な関連があるものであることを踏まえ、温かい触れ合いの中で、心と体の発達を促すこと。特に、寝返り、お座り、はいはい、つかまり立ち、伝い歩きなど、発育に応じて、遊びの中で体を動かす機会を十分に確保し、自ら体を動かそうとする意欲が育つようにすること。

② 健康な心と体を育てるためには望ましい食習慣の形成が重要であることを踏まえ、離乳食が完了期へと徐々に移行する中で、様々な食品に慣れるようにするとともに、和やかな雰囲気の中で食べる喜びや楽しさを味わい、進んで食べようとする気持ちが育つようにすること。なお、食物アレルギーのある子どもへの対応については、嘱託医等の指示や協力の下に適切に対応すること。

イ 身近な人と気持ちが通じ合う受容的・応答的な関わりの下で、何かを伝えようとする意欲や身近な大人との信頼関係を育て、人と関わる力の基盤を培う。


(ア) ねらい

① 安心できる関係の下で、身近な人と共に過ごす喜びを感じる。

② 体の動きや表情、発声等により、保育士等と気持ちを通わせようとする。

③ 身近な人と親しみ、関わりを深め、愛情や信頼感が芽生える。

(イ) 内容

① 子どもからの働きかけを踏まえた、応答的な触れ合いや言葉がけによって、欲求が満たされ、安定感をもって過ごす。

② 体の動きや表情、発声、 喃語等を優しく受け止めてもらい、保育士等とのやり取りをなん楽しむ。

③ 生活や遊びの中で、自分の身近な人の存在に気付き、親しみの気持ちを表す。

④ 保育士等による語りかけや歌いかけ発声や喃語等への応答を通じて、言葉の理解や発語の意欲が育つ。

⑤ 温かく、受容的な関わりを通じて、自分を肯定する気持ちが芽生える。

(ウ) 内容の取扱い

上記の取扱いに当たっては、次の事項に留意する必要がある。

① 保育士等との信頼関係に支えられて生活を確立していくことが人と関わる基盤となることを考慮して、子どもの多様な感情を受け止め、温かく受容的・応答的に関わり、一人一人に応じた適切な援助を行うようにすること。

② 身近な人に親しみをもって接し、自分の感情などを表し、それに相手が応答する言葉を聞くことを通して、次第に言葉が獲得されていくことを考慮して、楽しい雰囲気の中での保育士等との関わり合いを大切にし、ゆっくりと優しく話しかけるなど、積極的に言葉のやり取りを楽しむことができるようにすること。

ウ 身近なものと関わり感性が育つ身近な環境にさ力の基盤を培う。

(ア) ねらい

① 身の回りのものに親しみ、様々なものに興味や関心をもつ。

② 見る、触れる、探索するなど、身近な環境に自分から関わろうとする。

身体の諸感覚による認識が豊かになり、表情や手足、体の動き等で表現する。

(イ) 内容

① 身近な生活用具、玩具や絵本などが用意された中で、身の回りのものに対する興味や好奇心をもつ。

② 生活や遊びの中で様々なものに触れ、音、形、色、手触りなどに気付き、感覚の働きを豊かにする。

③ 保育士等と一緒に様々な色彩や形のものや絵本などを見る。

④ 玩具や身の回りのものを、つまむ、つかむ、たたく、引っ張るなど、手や指を使って遊ぶ。

⑤ 保育士等のあやし遊びに機嫌よく応じたり、歌やリズムに合わせて手足や体を動かして楽しんだりする。

(ウ) 内容の取扱い

上記の取扱いに当たっては、次の事項に留意する必要がある。

① 玩具などは、音質、形、色、大きさなど子どもの発達状態に応じて適切なものを選び、その時々の子どもの興味や関心を踏まえるなど、遊びを通して感覚の発達が促されるものとなるように工夫すること。なお、安全な環境の下で、子どもが探索意欲を満たして自由に遊べるよう、身の回りのものについては、常に十分な点検を行うこと。

② 乳児期においては、表情、発声、体の動きなどで、感情を表現することが多いことから、これらの表現しようとする意欲を積極的に受け止めて、子どもが様々な活動を楽しむことを通して表現が豊かになるようにすること。

発達過程 〜保育所職員配置〜

1~2歳…保育士1人に対し子ども6人

発達過程 〜社会性〜

エントレインメント

生後数日からエントレインメントが始まり、満1歳を過ぎても続きます。

情動伝染

生後数日から情動伝染が始まり、満1歳を過ぎても続きます。

共鳴動作

生後数日から共鳴動作が始まり、満1歳を過ぎても続きます。

共同注意

既に共同注意ができるようになっています。

三項関係

既に三項関係ができるようになっています。

社会的微笑

既に社会的微笑(親があやしたときに見せる笑い)ができるようになっており、この頃には、大分板についてきています。(新生児微笑は終わっています)

社会的参照(ソーシャル・リファレンシャル)

1歳頃にできるようになります。

親以外が目でわかるようになると、周りの態度がわかるようになってくるためです。

指さし

1歳では目に止まった物、気になる物を指さしするようになっています。

「行きたい」「遊びたい」等の要求の指さしをするようにもなっています。

人見知り

視覚が発達して例えば父親と他の父親の区別がつくようになったため、人見知りをします。

この後もしばらく続きます。

分離不安

視覚が発達して外の世界が見えるようになってきたため、親と分離されると不安になります。

この後もしばらく続きます。

原始反射

バビンスキー反射

バビンスキー反射の動画

バビンスキー反射がまだあります。

その他の原始反射は、この頃には消失しています。

これで解けるようになった過去問がこんなにあります。こちら!

予防接種

1歳になったときには、B型肝炎、ロタウィルス、BC Gのワクチンは打ち終わっています。

HIV、肺炎球菌、4種混合は接種しましたが、まだ残っています。

予防接種接種の記事はこちら

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