目次
- 1 過去問
- 1.1 保育士試験 令和5年(2023年)前期 保育の心理学 問5
- 1.2 保育士試験 令和3年(2021年)後期 保育の心理学 問79
- 1.3 保育士試験 令和3年(2021年)前期 子どもの保健 問113
- 1.4 保育士試験 令和3年(2021年)前期 子どもの保健 問113
- 1.5 保育士試験 令和2年(2020年)後期 子どもの保健 問103
- 1.6 保育士試験 令和2年(2020年)後期 子どもの食と栄養 問125
- 1.7 保育士試験 令和2年(2020年)後期 子どもの保健 問103
- 1.8 保育士試験 令和元年(2019年)後期 保育原理 問4
- 1.9 保育士試験 平成31年(2019年)前期 保育の心理学 問89
- 1.10 保育士試験 平成31年(2019年)前期 子どもの保健 問106 )
- 1.11 保育士試験 平成30年(2018年)後期 保育の心理学 問82
- 1.12 保育士試験 平成30年(2018年)後期 保育の心理学 問83
- 1.13 保育士試験 平成30年(2018年)前期 保育の心理学 問90
- 1.14 保育士試験 平成29年(2017年)前期 子どもの保健 問106
- 1.15 保育士試験 平成29年(2017年)前期 子どもの保健 問102
- 1.16 保育士試験 平成29年(2017年)前期 保育実習理論 問152
- 1.17 保育士試験 平成28年(2016年)後期 子どもの食と栄養 問126
- 1.18 保育士試験 平成28年(2016年)後期 子どもの食と栄養 問130
- 1.19 保育士試験 平成28年(2016年)後期 保育の心理学 問90
- 1.20 保育士試験 平成27年(2015年) 子どもの食と栄養 問128
- 1.21 保育士試験 平成27年(2015年) 子どもの保健 問106
- 1.22 保育士試験 平成26年(2014年) 保育の心理学 問83
- 1.23 保育士試験 平成25年(2013年) 子どもの保健 問105
- 1.24 保育士試験 平成25年(2013年) 子どもの保健 問109
- 1.25 保育士試験 平成24年(2012年) 小児栄養 問81
- 1.26 保育士試験 平成23年(2011年) 発達心理学 問47
- 1.27 保育士試験 平成23年(2011年) 小児栄養 問82
- 1.28 保育士試験 平成23年(2011年) 発達心理学 問43
- 1.29 共有:
- 1.30 いいね:
過去問
保育士試験 令和5年(2023年)前期 保育の心理学 問5
次のうち、乳幼児における言語の発達に関する記述として、適切なものを○、不適切なものを ×とした場合の正しい組み合わせを一つ選びなさい。
A 2か月頃から、機嫌のよい時に、喉の奥からやわらかい発声をすることをクーイングという。
○ B 6か月以降の乳児期後半に、「バババ」「マママ」のような子音と母音の連続である規準喃語を発するようになる。
○ C 1歳頃になると、初めて意味のある言葉を発するようになるが、これをジャーゴンという。
D 1歳半頃には、ものの名前を尋ねるようになるが、これを第二質問期という。
(組み合わせ)
A B C D
4 × ○ ○ ×
保育士試験 令和3年(2021年)後期 保育の心理学 問79
次のうち、言語発達に関する記述として、適切なものを○、不適切なものを×とした場合の正しい組み合わせを一つ選びなさい。
○ D 2~3か月頃の乳児は機嫌がよいときに、泣き声とは異なる「アー」「ウー」のような、規準喃語を発声する。
保育士試験 令和3年(2021年)前期 子どもの保健 問113
次の【事例】を読んで、【設問】に答えなさい。
【事例】
生後1歳8か月の女児。妊娠37週目に経腟分娩で生まれ、出生時身長は48.0cm、体重は2,650gであった。出生直後に酸素投与や光線療法などの医療処置は必要としなかった。
現在身長は80cm、体重は11kgである。つかまり立ちはできているが、一人で歩行することはできていない。意味のある言葉の発語はなく、保護者が声をかけても振り向かない。
【設問】
次の文のうち、この女児に関する記述として、適切なものを○、不適切なものを×とした場合の正しい組み合わせを一つ選びなさい。
× C 現在は、身体発育遅延がみられる。
- 1歳8か月の女の子の身長の平均は75.7~86.3センチで体重は平均8.3~12.2㎏となっており身体発育遅延は見られません
○ D 現在は、運動発達遅延がみられる。
○ E 現在は、言語発達遅延がみられる。
保育士試験 令和3年(2021年)前期 子どもの保健 問113
次の文のうち、幼児期の摂食機能と食行動に関する記述として、適切な記述を○、不適切な記述を×とした場合の正しい組み合わせを一つ選びなさい。
× C 2歳頃には、箸を使って自分で上手に食べられるようになる。
- 2歳ではまだスプーンを使えるようになった頃てす。
保育士試験 令和2年(2020年)後期 子どもの保健 問103
新生児に普通に見られる反射運動で、ある時期になると消えていくものを原始反射というが、次に示す反射と、その発現から消失時期の組み合わせで不適切なものを一つ選びなさい。
○ 1.大きな音でびっくりしたときや落ちると感じたときに起こる。腕は伸び、さらに抱きしめるような動きがある(モロー反射) ―――― 出生時~4か月ごろ
○ 2.頬や口のまわりを指で触れるとそちらに顔を向けて探し、口を開けたりする反射(探索反射) ―――― 出生時~4か月ごろ
× 3.口唇に触れると乳を吸う動作をする(吸啜反射) ―――― 出生時~12か月ごろ 吸啜反射とは原始の一つで、新生児が口に入ってきたものを強く吸う反射です。4~5か月ころから少しずつ薄れ、6、7か月ころには消えていく反射なので、出生時~12か月ごろという部分が誤りとなります。
○ 4.背臥位のときに頭部を右もしくは左の方向(一つの方向)に向けると、顔の向いた側の手足は伸びて、反対側の手足は曲がっている姿勢(フェンシングの姿勢)をとる(緊張性頸反射) ―――― 出生時~5か月ごろ
○ 5.足の裏をペンなどで刺激すると、足の指は背屈し扇状にひろがる(バビンスキー反射) ―――― 出生時~24か月ごろ
保育士試験 令和2年(2020年)後期 子どもの食と栄養 問125
次の1歳児の食事場面の【事例】を読んで、【設問】に答えなさい。
【事例】
担当保育士が食事用のエプロンに替え三角巾をしていると、Hちゃんは、ぴょんぴょんと身体を弾ませ「ンマ ンマ」と言い、喜んでいる。「待っててね」と言うとわかったかのように目を細めて笑った。保育室の戸が開いたので、Hちゃんはじっと見ていたが、訪問者が近づいてくると下を向いて指しゃぶりを始めた。顔を上げ訪問者と目が合ったとたん大泣きし、保育士に手を出して抱っこを求める。訪問者が退室すると安心して食事の席につく。
食事が始まると、「ンマ ンマ」と催促をする。保育士が「あー、んまね」と口に入れると、もぐもぐしながら保育士の顔を見て、両手を頬に当ておいしいというしぐさをする。「おいしいのね、よかったね」と言うと、おいしいということが伝わったと感じたのか目を細めて笑い、「あーあー」と声を出し、さらに両手で頭をたたいてみせた。
【設問】
次のA~Dのうち、適切な記述を○、不適切な記述を×とした場合の正しい組み合わせを一つ選びなさい。
○ A 見知らぬ人が近づくと、不安になり混乱して食べることが難しくなることも、人見知りの時期には生じる。
保育士試験 令和2年(2020年)後期 子どもの保健 問103
新生児に普通に見られる反射運動で、ある時期になると消えていくものを原始反射というが、次に示す反射と、その発現から消失時期の組み合わせで不適切なものを一つ選びなさい。
○ 1.大きな音でびっくりしたときや落ちると感じたときに起こる。腕は伸び、さらに抱きしめるような動きがある(モロー反射) ―――― 出生時~4か月ごろ
○ 2.頬や口のまわりを指で触れるとそちらに顔を向けて探し、口を開けたりする反射(探索反射) ―――― 出生時~4か月ごろ
× 3.口唇に触れると乳を吸う動作をする(吸啜反射) ―――― 出生時~12か月ごろ
- 吸啜反射とは原始の一つで、新生児が口に入ってきたものを強く吸う反射です。4~5か月ころから少しずつ薄れ、6、7か月ころには消えていく反射なので、出生時~12か月ごろという部分が誤りとなります。
○ 4.背臥位のときに頭部を右もしくは左の方向(一つの方向)に向けると、顔の向いた側の手足は伸びて、反対側の手足は曲がっている姿勢(フェンシングの姿勢)をとる(緊張性頸反射) ―――― 出生時~5か月ごろ
○ 5.足の裏をペンなどで刺激すると、足の指は背屈し扇状にひろがる(バビンスキー反射) ―――― 出生時~24か月ごろ
正解は 3
保育士試験 令和元年(2019年)後期 保育原理 問4
次の表は、「保育所保育指針」第2章「保育の内容」の1「乳児保育に関わるねらい及び内容」の一部である。表中の( A )~( C )にあてはまる記述をア ~ エから選択した場合の正しい組み合わせを一つ選びなさい。
ア 安心できる関係の下で、身近な人と共に過ごす喜びを感じる。
- B
イ 食事、睡眠等の生活のリズムの感覚が芽生える。
- A
ウ 生活や遊びの様々な体験を通して、イメージや感性が豊かになる。
エ 見る、触れる、探索するなど、身近な環境に自分から関わろうとする。
- C

保育士試験 平成31年(2019年)前期 保育の心理学 問89
次の文は、乳児期の視覚の発達に関する記述である。適切なものを○、不適切なものを×とした場合の正しい組み合わせを一つ選びなさい。
○ A 新生児の視力では、周囲はぼんやりとしている。また焦点距離は20cm程度で、抱っこされたときには相手の顔がよく見える。
○ B 最初のうちは、あおむけの姿勢の目の前で、がらがらを左右や上下方向に動かすと線として追視し、支え座りができる5か月頃には、円を描いて動くがらがらをなめらかに追視する。
○ D 生後4か月頃には、青、緑、黄、赤をそれぞれ異なる色として識別するようになる。
保育士試験 平成31年(2019年)前期 子どもの保健 問106 )
次は、その年月齢に達した乳幼児の約80%が可能となる運動発達に関する組み合わせである。不適切な組み合わせを一つ選びなさい。
○ 1.寝返り ――――――― 6∼7か月
× 2.おすわり ―――――― 9∼10か月
- おすわりは6か月ぐらいから一人でできるようになっていきます。
○ 3.一人歩き ―――――― 12∼14か月
○ 4.両足でピョンピョン ― 2歳
○ 5.でんぐり返し ―――― 4歳
正解は 2
保育士試験 平成30年(2018年)後期 保育の心理学 問82
次の文は、乳幼児期の言葉の発達に関する記述である。下線部分の心理学用語が正しいものを○、誤ったものを×とした場合の正しい組み合わせを一つ選びなさい。
○ D 1歳頃、初語という意味のある言葉を話し始める。これらは「マンマ」「ブーブー」など発音しやすい言葉で、身近な人やものに関わる名詞が多い。
保育士試験 平成30年(2018年)後期 保育の心理学 問83
次の【I群】の記述と【II群】の用語を結びつけた場合の正しい組み合わせを一つ選びなさい。
【I群】
A 保育者と新生児や乳児の間には、生まれて間もない時期から同調的な相互作用がみられる。例えば、保育者が話しかけると、新生児はその話しかけに反応するように同期して自分の身体を動かす。
- エントレインメント
B 新生児や乳児は、生まれて間もない時期から、人の声や顔などに特に敏感に反応し、なかでも他者の感情には敏感に反応する。例えば、新生児でも、他児の泣き声を聞くとつられて泣き出すことがある。
- 情動伝染
C 新生児や乳児が大人の表情や動作と同様の反応を示す現象がある。例えば、向かい合って口を開けたり、舌を出したりする保育者の動きをじっと見ていた新生児が、しばらくすると、同じような動きをする。
- 共鳴動作
D 保育者と乳児の間では、言葉を話し始める前から、コミュニケーションが成立している。例えば、生後9か月頃になると、保育者の視線を追い、保育者が見ているものに目を向けることができるようになる。
- 共同注意
保育士試験 平成30年(2018年)前期 保育の心理学 問90
次の乳児と母親のやりとり場面についての記述を読んで、【設問】に答えなさい。
生後9~10か月頃になると、乳児の認識世界には大きな変化が現れる。乳児を抱いている母親が「ワンワンだね」と指し示すと、乳児は犬に視線を向ける。また、棚の上のおもちゃがほしい時に「アーアー」と言いながら身振りで母親に伝えようとする。
【設問】
次の心理学用語のうち、この記述に示されているものを○、そうでないものを×とした場合の正しい組み合わせを一つ選びなさい。
○ A 三項関係
○ B 共同注意
× C 共鳴動作
× D 情動調整

保育士試験 平成29年(2017年)前期 子どもの保健 問106
次の文は、乳幼児の標準的な運動発達に関する記述である。不適切な記述を一つ選びなさい。
○ 1.4か月になると、首がすわっている。
○ 2.10か月になると、何かにつかまって一人で立ち上がれる。
○ 3.1歳になると、ぎこちないながらも一人で歩く。
○ 4.2歳になると、両足でピョンピョンとぶ。
× 5.3歳になると、スキップができる。
- スキップができるようになる標準時期は4歳頃です。
正解は 5
保育士試験 平成29年(2017年)前期 子どもの保健 問102
次の文は、生後6か月の女児の身体計測結果および現在の状況に関する記述である。これらの結果・状況から保育士として保護者にアドバイスを行う場合、その内容として不適切な記述を一つ選びなさい。
(計測結果および現在の状態)
現在の体重6.0kg、身長61cm。出生時は、体重2.8kg、身長48cm、頭囲32cmであった。首はすわり、寝返りはでき、支えると座れる。あやすと反応し、時には声を出して笑う。離乳は開始しており、すりつぶしたかゆや野菜を機嫌よく食べる。母子健康手帳の成長記録をみると3パーセンタイルを超えている。
○ 1.体重と身長のバランスは問題ない。
○ 2.現時点の発達には、大きな問題はない。
× 3.体重・身長ともに標準より少ないので、離乳食の回数と量を増やした方がよい。
- 身長・体重ともに平均よりも小さめではありますが現在お粥や野菜を食べられているとのこと。5~6か月の離乳食初期の頃はまだ母乳やミルクからの栄養がメインで、それ以外の食品が口に入ることに慣れていく時期です。機嫌よく摂取できているのであれば無理に量や回数を増やす必要はありません。
○ 4.出生時から今までの体重身長の変化は、大きな問題はない。
- 1の解説に書いた通り、出生時からの成長の経緯も問題ありません。
○ 5.両親の幼少時の体格について尋ねたところ、比較的小柄であったとのことで、大きな問題はない。
- 両親の体格が子にも遺伝することはあります。今回の事例では、成長記録で3パーセンタイルは超えており、小柄といっても特別に問題視する必要があるレベルであるとは言えません。
正解は 3
保育士試験 平成29年(2017年)前期 保育実習理論 問152
次の文は、言語の発達に関する記述である。適切な記述を○、不適切な記述を×とした場合の正しい組み合わせを一つ選びなさい。
○ A 「アー」や「ウー」などの音を生後1~3か月頃に発することがあるが、これをクーイングという。
× B 生後3か月までには、指さしを使って相手に自分の気持ちを伝えることができるようになる。
- 生後11ヶ月頃から目に止まった物、気になる物を指さしするようになります。1歳頃になると「行きたい」「遊びたい」等の要求の指さしをするようになります。
× C 言葉の獲得を通し、知的興味や関心が高まり、1歳頃には「なぜ」「どうして」といった質問を盛んにするようになる。
- 「なぜ」「どうして」というような質問は3歳頃から盛んになります。1歳頃は一語文が出始める時期です。
× D 2歳頃には、子どもは「マンマほしい」「ワンワンきた」などの一語文を獲得していく。
- 単語と単語をつなげているので二語文です。1歳6ヶ月頃から二語文で話し始めます。

保育士試験 平成28年(2016年)後期 子どもの食と栄養 問126
次の文は、離乳食の進め方についての記述である。適切な記述を○、不適切な記述を×とした場合の正しい組み合わせを一つ選びなさい。
○ A 生後9か月以降は鉄が不足しやすいので、赤身の魚や肉、レバーなど鉄を多く含む食品を取り入れるとよい。
- 離乳食中期は「モグモグ期」といい、生後7~8ヶ月頃にあたります。赤ちゃんの舌でつぶすことができる、絹ごし豆腐ほどの硬さのものを与えます。離乳食後期は「カミカミ期」とも呼ばれる、離乳食の最終段階です。離乳食後期は、歯茎を使って食べ物を噛む練習をする時期となります。食べられる食材が増えてきたら、徐々に歯ごたえのある固さに挑戦していくように進めていきます。食事の回数も1日3回食のスタイルになります。
○ B 生後5、6か月頃は、調味は薄味にして、食品の自然の風味を生かし、口あたりがよいものを選ぶ。
- 離乳食初期は「ゴックン期」といって、生後5~6ヶ月のことを指します。まだ、舌を前後に動かすことしかできないので、飲み込むことができるペースト状のものを与えます。はじめは10倍がゆ(米)から始めます。
初期の進め方は、最初は1日1回から始め、徐々に量を増やし、栄養素にビタミンやタンパク質を加えていきます。1ヶ月程で慣れてきたら、離乳食の回数を1日2回へと増やしていきます。
○ D はちみつは乳児ボツリヌス症予防のため、満1歳までは使わない。
保育士試験 平成28年(2016年)後期 子どもの食と栄養 問130
次の文は、幼児期の食生活に関する記述である。適切な記述を○、不適切な記述を×とした場合の正しい組み合わせを一つ選びなさい。
× D 最初に乳歯が永久歯に生え変わるのは、3歳頃からである。
- 6歳前後から12歳くらいまでに永久歯へと生え変わります。
保育士試験 平成28年(2016年)後期 保育の心理学 問90
次の下線部(a)~(d)に関連の深い用語を【語群】から選択した場合の正しい組み合わせを一つ選びなさい。
乳児は手をしゃぶったり、(a)手を握ったままかざして見つめたり、また、声を発するといった行動をしばしば繰り返し行う。乳児期半ばでは、(b)興味や関心のあるものに手を伸ばす行動がみられる。また、手にもった物を振り動かすなど、(c)物を介して同じ行動を繰り返すようになる。さらに、1歳頃になると、(d)ほしい物を手に入れるために様々なことをしてみるようになる。
【語群】
ア ハンドリガード
イ ハンドサッキング
ウ 第3次循環反応
エ 第2次循環反応
オ 試行錯誤
カ 暗中模索
キ クーイング
ク リーチング
(a)― ア
(b)― ク
(c)― エ
(d)― オ
保育士試験 平成27年(2015年) 子どもの食と栄養 問128
次の文は、乳幼児期の食生活に関する記述である。適切な記述を○、不適切な記述を×とした場合の正しい組み合わせを一つ選びなさい。
○ B 1歳児は、前歯と第一乳臼歯が生える時期であり、前歯を使って噛み切ることはできても、奥歯が生えそろわないため、硬いものや弾力のあるものをすりつぶすことはまだ難しい。
保育士試験 平成27年(2015年) 子どもの保健 問106
次の文は、原始反射についての記述である。適切な記述の組み合わせを一つ選びなさい。
× C 緊張性頸反射は、原始反射であるが生後1歳頃までみられる。
- 緊張性頸反射は、大体生後2カ月から6カ月頃に消失します。
○ D モロー反射が生後10 か月まであると、中枢神経系の異常が疑われる。
× E バビンスキー反射は生後8か月頃に消失する。
- バビンスキー反射は通常2歳頃までに消失します。
保育士試験 平成26年(2014年) 保育の心理学 問83
次の文は、乳児の音声知覚についての記述である。適切な記述を選びなさい。
○ 2.生後6か月頃から、子音と母音の構造をもつ規準喃語が現れる。
○ 3.話しかけの声のリズムに合わせて身体を動かす相互同期性は、新生児期からすでにみられる。
保育士試験 平成25年(2013年) 子どもの保健 問105
次の文は、子どもの発育(成長)・発達に関する記述である。適切な記述を一つ選びなさい。
× 5.体重は、生後1年で約2倍になる。
- 体重は生後1年で、約3倍になります。
保育士試験 平成25年(2013年) 子どもの保健 問109
次の文は、新生児の原始反射に関する記述である。不適切な記述を一つ選びなさい。
× 5.新生児にみられる原始反射は、健康な成人にもみられる。
- 原始反射が健康な成人に見られることはありません。
保育士試験 平成24年(2012年) 小児栄養 問81
次の文は、小児期の身体発育の特徴と発育・栄養状態の評価に関する記述である。適切な記述を○、不適切な記述を×とした場合の正しい組み合わせを一つ選びなさい。
× C 「平成22年乳幼児身体発育調査報告書」(厚生労働省)によると、出生から1年間の体重増加量は約9kgであり、乳児期は盛んな発育を示すが、幼児期になると体重増加は緩やかになり、満1歳から満6歳の間は、1年間で約1kgの体重増加となる。
- 『Ⅱ 調査結果の概要』『1 一般調査及び病院調査による乳幼児身体発育値及び発育曲線について』『(1)体重及び身長の身体発育値』によると、出生から1年間の体重増加量は“約6kg”であり、乳児期は盛んな発育を示し、幼児期になると体重増加は緩やかになり、満1歳から満6歳の間は、1年間で“約2kg”の体重増加となります。
保育士試験 平成23年(2011年) 発達心理学 問47
次の文は、「保育所保育指針」第2章「子どもの発達」の2「発達過程」の記述である。A~Dを発達の順に並べた場合の正しい組み合わせを一つ選びなさい。
A 大人から自分に向けられた気持ちや簡単な言葉がわかるようになる。
- A(簡単な言葉の理解)は、おおむね6か月から1歳3か月未満の記述です。
B 指差し、身振り、片言などを盛んに使うようになり、二語文を話し始める。
- B(二語文を話す)は、おおむね1歳3か月から2歳未満の記述です。
C 喃語などで自分の欲求を表現し、これに応答的に関わる特定の大人との間に情緒的な絆が形成される。
- C(喃語を発する)は、おおむね6か月未満の記述です。
D 語彙も著しく増加し、自分の意思や欲求を言葉で表出できるようになる。
- D(語彙の増加と言葉の明瞭化)は、おおむね2歳の記述です。
3.C→A→B→D
正解は 3
保育士試験 平成23年(2011年) 小児栄養 問82
次の文は、「授乳・離乳の支援ガイド」(平成19年:厚生労働省)に示されている咀しゃく機能の発達と食事に関する記述である。適切な記述の組み合わせを一つ選びなさい。
○ A 哺乳反射とは、意思とは関係ない反射的な動きであり、生後4~5か月から少しずつ消え始める。
× B 哺乳反射による動きが完全に消失した後に、離乳食を開始する。その時期はおよそ生後5か月になったころが適当である。
- 哺乳反射が完全に消失していなくても、少しずつ随意的に哺乳できるようになってきていれば、離乳を開始して大丈夫です。目安としては、生後5~6か月で、離乳食を始めます。
○ C スプーン等の使用は離乳の開始以降でよい。
× E 7~8か月頃は、やわらかめのものを前歯でかじり取らせるために、丸み(くぼみ)のあるスプーンを使用する。
- 7~8か月は、舌でつぶせる固さのものを与える時期です。
保育士試験 平成23年(2011年) 発達心理学 問43
次の【I群】の用語と【II群】の記述を結びつけた場合の正しい組み合わせを一つ選びなさい。
【I群】
A 共同注意(ジョイント・アテンション)
B 社会的参照
C 心の理論
D 自尊心
【II群】
ウ 1歳前後の子どもが、どう行動すべきかについて、大人の感情的サインから読み取ろうとすること。
- 社会的参照
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