9科目もあるので難易度も違えば学習方法は様々で、勉強する順番やタイミングまで違ってきます。
1番自分に合う方法で計画して下さい。
1.勉強時間
トータル勉強時間
人によって様々ですか、ネット調査によりトータル100〜150時間やればよいと思いました。
保育士試験1ヶ月で合格とか、80時間で合格したという方は、似ている資格の経験者等土台が違うんだと思います。
また、保育士の偏差値は58だそうです。(医師74、気象予報士64、薬剤師62、社会福祉士57)
中学校時代の偏差値を思い出して、比較してみて下さい。
ド素人ですので最低でも全部で100時間、目標は150時間確保するようにしました。
試験まで4ヶ月あったので、1週間で7時間確保し、正月休みは集中して勉強時間を確保する計算です。
実際には、150時間弱やったかもしれませんが、無駄なサイト探しの時間がありましたので、それがなければもう少し少なくても良かったように思います。
ちなみに無駄なサイト探しをしなくてよいようにしたのがこのブログです。
科目別勉強時間
まずは、すべての科目で60点とる配分はどうしたらよいか考えました。
私はド素人ですので、得意科目すらわかりませんで、最新の過去問をまずは問いてみました。
保育原理等は60点位はとれたように記憶しています。
児童福祉、社会養護、社会福祉は40点位だったように記憶しています。
得点に逆比例するように科目別の勉強時間を確保する計画をしました。
得意、不得意は人によって違いますのでバランスよく調整しましょう。
ただし、好きな科目に偏らないようにしましょう。
さらに、近年は社会福祉、保育の心理の難易度が高くなっている情報があったので、なかでも勉強時間を多く確保しました。
1番難しい科目は何かだいぶ調べましたが、今となっては社会福祉がだんとつです!!
勉強時間の1/3は使いました。
子ども家庭福祉に1/5、後は似たようなものです。
ちなみに、科目別平均点は公開されていないのでわかりません。
独自に調査しているところもありますが、少し古く参考になりそうにありません。
2.科目別対策
▫️保育原理
推奨する勉強範囲
過去問3年+保育所保育指針理解+人物
特徴
この科目は保育所保育指針からの問題がメインで、他の科目にも保育所保育指針から出題されますが、まとめて学習しましょう。
しかし読んですぐ理解できる人は少ないです。
過去問を解きながら保育所保育指針の全体を掴んでいくのがよいです。
過去問ではよく3才未満と3才以上の違いを問われますので違いを探したり、発達学、学校教育法等と比較したりして読んでいくとよいです。
また、丸暗記は無理ですし、必要ありません。
どうしても丸暗記したい場合で、目で覚えるか耳で覚えるかはやりやすい方を選べばよいです。
保育所保育指針解説を読んで理解していってもよいのですが、具体例がある訳ではないのでわかりやすい訳ではありませんし、ボリュームもあります。
テキストは読まなくてもよいと思います。
人物
人物は教育原理より範囲が小さいので、ここでの部分的な学習は控えた方がよいです。
まとめて教育原理でやるとよいです。
▫️保育実践理論
音楽
推奨する勉強範囲
過去問3年分+テキスト(音楽用語のみ)
特徴
音楽は、過去問中心がよいです。真面目にテキストを暗記していては時間の無駄です。
少々難しいですが、コツをつかめば解けるようになります。
勉強開始した初期にマスターしてしまうとよいですね。
ピアノ未経験者は飛ばしたいでしょうが、音楽はやらないと合格点まで行かないと思います。
また、音楽用語は工夫して覚えましょう。
また、楽譜の曲名を答える問題がありますが、テキストにある曲名や作者を覚えるのは無駄です。広すぎます。
造形
推奨する勉強範囲
過去問1年分+テキスト
特徴
造形はテキストを事例と共に暗記していきましょう。
テキストには少々不必要な記述があったりするのですが、過去問ででた必要な所だけを覚えていきます。
音楽よりはテキストを読んで良かったと思いました。
言語
言語には時間をかけてはいけません。物語の作者を覚えるのは無駄です。
▫️保育の食と栄養、保健
推奨する勉強範囲
過去問1年分+テキスト(部分的)
特徴
過去問が60点とれるのを確認したら、時間はかけてはいません。テキストは細かすぎるところがありますのですべて覚える必要はないです。
また、興味があるところがあっても時間をかけないように注意して下さい。
生活に直接関係しているので、脱線しないよう思考回路がずれていないか何度も確認したいところです。
引掛け問題等はないので、過去問を何年分もやる必要がなく、テキスト中心でよいでしょう。
ただ、テキストすべて暗記するのは無理・無駄ですので、絞っていく必要があります。
法令やガイドラインは読んだところで、どこまでやったら良いかわからなくなるだけです

▫️教育原理
推奨する勉強範囲
過去問2年分+テキスト理解+重要法令
特徴
この科目もテキスト中心がよいと思います。
割と興味がわかなかったのですが、覚えてしまえば早いです。
問題は引っ掛け等はなく、覚えているかいないかで決まりますので、過去問はあまり解く必要はありません。
私も最初はあまり点数をとれませんでしたが、テキスト読みが進むに連れてすぐに点数は上がってきたように思います。
重要法令
法令は教育基本法と学校教育法を印刷して、重要条文のみ確認しました。(↓重要条文)
言葉の傾向が保育指針と違ってるなとか考えながら読みましたが、丸暗記はできませんでした。
■ 教育基本法 文部科学省HP
前文、1〜6、10〜17条
■ 学校教育法
1、6、11、16、19、21、22、23、24、72、73、74条
幼稚園、小学校指導要領は見なくてよいです。幼稚園は保育所と似てますし、小学校指導要領は広すぎる割には試験にでません。
人物
人物は、すべて覚えるのは不可能でしたので主要人物のみ学習しました。
ルソーとペスタロッチ、フレーベルは割と深く勉強しました。あとはその弟子とかなので、系統別に覚えました。
ゴロ合わせを利用するようになったのは、割と試験が近くなってからです。
登場回数が多いのにどうしても覚えられない人物のみです。

▫️保育心理
推奨する勉強範囲
過去問2年分+テキスト理解
特徴
この科目は、最初は時間かけないつもりでしたが、近年難しい傾向にあります。
最初は他の科目と照らし合わせて覚えようとしましたが、あまり関連していなかったように思います。
テキストの理論がよくわからなかったので桜子先生のユーチューブ講座で事例を拾いながら覚えて行きました。
このサイトでは事例をたくさん掲載していますので参考にして下さい。
過去問は引っ掛け等はないので、過去2年位解けはよいでしょう。テキスト中心でよいと思います。
横文字の心理学者名等もすべて覚えた方がよいです。

3.過去問の使い方
過去問は間違えたところを正確に正解できるようになるまで解きます。
選択肢毎に繰り返し解きました。
初めて解いたときに正解できた選択肢はまた正解できますので、解けなかった選択肢だけを繰り返すようにします。
社会福祉では引っ掛け問題対策として繰り返し解く必要がありますが、他の科目は覚えるきっかけとして使う程度です。
4.常に自分の近道を探す
私は気になったことや、覚え方等を探すためにインターネット検索に時間を費やしてしまいました。
このサイトでは、インターネット検索で探したけどなかなか見つからなかった、こんな覚え方があればいいなと思ったものをあげています。
また、受験回数は、保育士試験に何回で合格したとか話題になりますが、それぞれのライフスタイルで決めればよいことです。
3科目づつ受験して、それぞれ1回で合格すれば、それはそれで効率的です。
また、試験勉強をするには周囲の協力を得ることが重要ですので、とりあえずは受験することをアナウンスしてみてはどうでしょうか。
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