日本国憲法はどこまでやればいいの?8つの条文!

憲法を理解しておくと児童福祉法の問題が解けたりします。

Contents

日本国憲法 重要条文

第11条【基本的人権の享有と性質】

国民は、すべての基本的人権の享有を妨げられない。この憲法が国民に保障する基本的人権は、侵すことのできない永久の権利として、現在及び将来の国民に与へられる。

(要約)
国民は、人としての権利を必ず持っている。その権利は永久に保証される。

第12条【自由・権利の保持義務、濫用の禁止、利用の責任】

この憲法が国民に保障する自由及び権利は、国民の丌断の努力によつて、これを 保持しなければならない。又、国民は、これを濫用してはならないのであつて、常に公共の福祉のためにこれを利用する責任を負ふ。

(要約)
「権利や自由は主張し行使しなければ取り消される」のであり、よって国民自ら保持しなければならない。また、国民はこれを濫用せずに、常に公共の福祉のために利用する責任がある。

第13条【個人の尊重、生命・自由・幸福追求の権利の尊重】

すべて国民は、個人として尊重される。生命、自由及び幸福追求に対する国民の 権利については、公共の福祉に反しない限り、立法その他の国政の上で、最大の尊重を必要とする。

(要約)
すべての国民は個人として尊重される。生命、自由及び幸福追求の権利については、他人に迷惑をかけない限り、国政の上で最大限の反映を必要とする。

児童憲章ではどうなったの?(抜粋)

われらは、日本国憲法の精神にしたがい、児童に対する正しい観念を確立し、すべての児童の幸福をはかるために、この憲章を定める。

児童は、として尊ばれる。

二 すべての児童は、家庭で、正しい愛情と知識と技術をもつて育てられ、家庭に恵まれない児童には、これにかわる環境が与えられる。
八 すべての児童は、その労働において、心身の発育が阻害されず、教育を受ける機会が失われず、また、児童としての生活がさまたげられないように、十分に保護される。
十 すべての児童は、虐待・酷使・放任その他不当な取扱からまもられる。あやまちをおかした児童は、適切に保護指導される。
十一 すべての児童は、身体が不自由な場合、または精神の機能が不充分な場合に、適切な治療と教育と保護が与えられる。
十二 すべての児童は、愛とまことによつて結ばれ、よい国民として人類の平和と文化に貢献するように、みちびかれる。

配偶者からの暴力の防止及び被害者の保護等に関する法律

我が国においては、日本国憲法に個人の尊重と法の下の平等がうたわれ、人権の擁護と男女平等の実現に向けた取組が行われている。
ところが、配偶者からの暴力は、…、被害者の救済が必ずしも十分に行われてこなかった。また、…、個人の尊厳を害し、男女平等の実現の妨げとなっている。

第19条【思想及び良心の自由】

思想及び良心の自由は、これを侵してはならない。

第23条【学問の自由】

学問の自由は、これを保障する。

第25条【生存権、国の生存権保障義務】

1 すべて国民は、健康で文化的な最低限度の生活を営む権利を有する。
2 国は、すべての生活部面について、社会福祉、社会保障及び公衆衛生の向上及び増進に努めなければならない。

生活保護法ではどうなったの?

(この法律の目的)
第一条 この法律は、日本国憲法第二十五条に規定する理念に基き、国が生活に困窮するすべての国民に対し、その困窮の程度に応じ、必要な保護を行い、その最低限度の生活を保障するとともに、その自立を助長することを目的とする。

児童憲章(抜粋)

児童は、よい環境のなかで育てられる。

一 すべての児童は、心身ともに健やかにうまれ、育てられ、その生活を保障される。
三 すべての児童は、適当な栄養と住居と被服が与えられ、また、疾病と災害からまもられる。
九 すべての児童は、よい遊び場と文化財を用意され、悪い環境からまもられる。

第26条

第1項【教育を受ける権利】

1 すべて国民は、法律の定めるところにより、その能力に応じて、ひとしく教育を受ける権利を有する。

(要約)
1 すべての国民は、能力に応じた教育を受ける権利がある。

教育基本法ではどうなったの?

(教育の機会均等)
第四条 すべて国民は、ひとしく、その能力に応じた教育を受ける機会を与えられなければならず、人種、信条、性別、社会的身分、経済的地位又は門地によって、教育上差別されない。

児童憲章

四 すべての児童は、個性と能力に応じて教育され、社会の一員としての責任を自主的に果たすように、みちびかれる。
五 すべての児童は、自然を愛し、科学と芸術を尊ぶように、みちびかれ、また、道徳的心情がつちかわれる。
六 すべての児童は、就学のみちを確保され、また、十分に整つた教育の施設を用意される。
七 すべての児童は、職業指導を受ける機会が与えられる。

第26条

第1項【教育の義務、義務教育の無償】

2 すべて国民は、法律の定めるところにより、その保護する子女に普通教育を受けさせる義務を負ふ。義務教育は、これを無償とする。

(要約)
2 すべての国民は、自分の子供に教育を受けさせる義務がある。義務教育は無償とする。

教育基本法

(義務教育)
第五条 国民は、その保護する子に、別に法律で定めるところにより、普通教育を受けさせる義務を負う。
4 国又は地方公共団体の設置する学校における義務教育については、授業料を徴収しない。

過去問

保育士試験 令和4年(2022年)後期 子ども家庭福祉 問4

次の文は、「児童憲章」の前文の一部である。( A )~( C )にあてはまる語句を【語 群】から選択した場合の正しい組み合わせを一つ選びなさい。

児童は、( A 人)として尊ばれる。 児童は、( B 社会)の一員として重んぜられる。 児童は、よい( C 環境)のなかで育てられる。

ア 人 イ 家族 ウ 社会 エ 国民 オ 環境
カ 子ども キ 人間 ク 人類

保育士試験 令和3年(2021年)後期 子ども家庭福祉 問2

次のうち、「日本国憲法」の記述として、適切な記述を○、不適切な記述を×とした場合の正 しい組み合わせを一つ選びなさい。

○ A 第 11 条では、国民はすべての基本的人権の享有を妨げられないとされる。基本的人権は、侵すことのできない永久の権利として、現在および将来の国民に与えられるとされる。

○ B 第12条では、この憲法が国民に保障する自由および権利は、国民の不断の努力によって保持しなければならない。また、これを濫用してはならず、常に公共の福祉のために利用する責任を負うとされる。

○ C 第 13 条では、すべての国民は、個人として尊重され、生命、自由および幸福追求に対する国民の 権利については、公共の福祉に反しない限り、立法その他国政の上で、最大の尊重を必要とされる。

○ D 第 25 条では、すべての国民に健康で文化的な最低限度の生活を営む権利を認め、それを実現す るために、国は、社会福祉、社会保障および公衆衛生の向上および増進に努めなければならないとされる。

保育士試験 令和3年(2021年)後期 子ども家庭福祉 問42

次のうち、「児童憲章」に関する記述として、不適切な記述を一つ選びなさい。 ら

○ 1. 「児童は、よい環境の中で育てられる。」と明記された。

○ 2. 「日本国憲法の精神にしたがい、児童に対する正しい観念を確立し、すべての児童の幸福をはかる」ために定められた。

○ 3. 「児童は、人として尊ばれる。」と明記された。

× 4. 「児童は、権利の主体である。」と明記された。

  • これは、児童の権利に関する条約の内容です。

○ 5. 「すべての児童は、虐待・酷使・放任その他不当な取扱からまもられる。」と明記された。

保育士試験 令和2年(2020年)後期 教育原理 問18

次の文は、「日本国憲法」第13条の条文である。( A )・( B )にあてはまる語句の正しい組み合わせを一つ選びなさい。

すべて国民は、( A 個人 )として尊重される。生命、自由及び幸福追求に対する国民の権利については、( B 公共の福祉 )に反しない限り、立法その他の国政の上で、最大の尊重を必要とする。

○ 1. A:個人   B:公共の福祉

2. A:個人   B:法の遵守

3. A:人間   B:公共の福祉

4. A:人間   B:法の遵守

5. A:社会人  B:公共の利益

保育士試験 令和元年(2019年)後期 児童家庭福祉 問41

次の文は、「児童憲章」の一部である。( A )~( D )にあてはまる語句の正しい組み合わせを一つ選びなさい。

われらは、( A 日本国憲法 )の精神にしたがい、児童に対する正しい観念を確立し、すべての児童の( B 幸福 )をはかるために、この憲章を定める。

児童は、人として尊ばれる。
児童は、( C 社会の一員 )として重んぜられる。
児童は、よい( D 環境 )の中で育てられる。

○ 1. A:日本国憲法  B:幸福     C:社会の一員  D:環境

2. A:日本国憲法  B:幸福     C:地域の一員  D:環境

3. A:日本国憲法  B:健全な発達  C:社会の一員  D:社会

4. A:児童福祉法  B:健全な発達  C:社会の一員  D:環境

5. A:児童福祉法  B:幸福     C:地域の一員  D:社会

保育士試験 平成30年(2018年)後期 社会福祉 問64

次の文は、「日本国憲法」の一部である。( A )〜( D )にあてはまる語句の正しい組み合わせを一つ選びなさい。

第11条
「国民は、すべての( A  基本的人権 )の享有を妨げられない。この憲法が国民に保障する( A 基本的人権  )は、侵すことのできない( B 永久の権利  )として、現在及び将来の国民に与へられる。」

第13条
「すべて国民は、個人として尊重される。生命、自由及び( C 幸福追求  )に対する国民の権利については、( D 公共  )に反しない限り、立法その他の国政の上で、最大の尊重を必要とする。」

1. ( A )権利的擁護  ( B )一般の権利  ( C )財産所有  ( D )一般の常識

2. ( A )生存的人権  ( B )個人の権利  ( C )平等確保  ( D )個人の常識

3. ( A )人権的確保  ( B )国民の権利  ( C )平和追求  ( D )社会の秩序

○ 4. ( A )基本的人権  ( B )永久の権利  ( C )幸福追求  ( D )公共の福祉

5. ( A )平等的擁護  ( B )社会の権利  ( C )自己実現  ( D )地域の利益

保育士試験 平成31年(2019年)前期 社会福祉 問60

次の文は、社会福祉の概念等に関する記述である。適切な記述を○、不適切な記述を×とした場合の正しい組み合わせを一つ選びなさい。

× A  「生活保護法」の第1条には、「社会福祉法の理念に基き、国が生活に困窮するすべての国民に対し、その困窮の程度に応じ、必要な保護を行い、その最低限度の生活を保障すること」が、定めら
れている。

  • 社会福祉法ではなく日本国憲法25条です。

保育士試験 平成30年(2018年)前期 児童家庭福祉 問4

次の文は、児童家庭福祉の理念に関する記述である。不適切な記述を一つ選びなさい。 

○ 1. 「児童憲章」は、日本国憲法の精神にしたがい、児童に対する正しい観念を確立し、すべての児童の幸福をはかるために定められた。

保育士試験 平成30年(2018年)前期 社会福祉 問62

次の文は、社会福祉の関係法規等に関する記述である。適切な記述を○、不適切な記述を×とした場合の正しい組み合わせを一つ選びなさい。

○ A  「日本国憲法」第25条第2項では、社会福祉、社会保障、公衆衛生の向上及び増進に関する国の責務が記されている。

保育士試験 平成29年(2017年)後期・地域限定 教育原理 問21

次の文は、「日本国憲法」第26条の一部である。A および Bにあてはまる語句の正しい組み合わせを一つ選びなさい。

すべて国民は、法律の定めるところにより、その保護する子女に普通教育を受けさせる( A 義務 )を負う。義務教育は、これを( B 無償 )とする。

1. A:責任  B:保護者負担

2. A:責任  B:無償

3. A:義務  B:有償

○ 4. A:義務  B:無償

5. A:義務  B:保護者負担

保育士試験 平成28年(2016年)後期 教育原理 問21

次の文は、「日本国憲法」の一部である。誤ったものを一つ選びなさい。 

○ 1. 思想及び良心の自由は、これを侵してはならない。

○ 2. 学問の自由は、これを保障する。

○ 3. すべて国民は、健康で文化的な最低限度の生活を営む権利を有する。

× 4. すべて国民は、ひとしく、その能力に応じた教育を受ける機会を与えられなければならず、人種、信条、性別、社会的身分、経済的地位又は門地によって、教育上差別されない。

  • 『教育上差別されない』という記述が誤りであり、『政治的、経済的又は社会的関係において差別されない』が正しいです。一文は、教育基本法第4条の条文であり、日本国憲法にはない条文です。

○ 5. すべて国民は、法律の定めるところにより、その保護する子女に普通教育を受けさせる義務を負ふ。義務教育は、これを無償とする。

保育士試験 平成27年(2015年) 教育原理 問23

次の文は、「日本国憲法」の一部である。(A)~(C)にあてはまる語句の正しい組み合わせを一つ選びなさい。

すべて国民は、(A個人)として尊重される。生命、(B自由)及び幸福追求に対する国民の権利については、(C公共の福祉)に反しない限り、立法その他の国政の上で、最大の尊重を必要とする。

1. (A)人間 (B)自由 (C)公共の福祉

2. (A)人間 (B)財産 (C)法の下の平等

○ 3. (A)個人 (B)自由 (C)公共の福祉

4. (A)個人 (B)財産 (C)法の下の平等

5. (A)個人 (B)自由 (C)法の下の平等

保育士試験 平成25年(2013年) 教育原理 問21

次の文は、「日本国憲法」第26条の一部である。(A)・(B)にあてはまる語句の正しい組み合わせを一つ選びなさい。

すべて国民は、法律の定めるところにより、その( A 能力)に応じて、等しく教育を受ける( B 権利)を有する。

1. A能力  B機会

○ 2. A能力  B権利

3. A能力  B義務

4. A適性  B機会

5. A適性  B権利

保育士試験 平成26年(2014年) 教育原理 問21

次の文は、「教育基本法」の前文である。( A )~( C )にあてはまる語句の正しい組み合わせを一つ選びなさい。

我々日本国民は、たゆまぬ努力によって築いてきた民主的で( A 文化的)な国家を更に発展させるとともに、世界の平和と人類の福祉の向上に貢献することを願うものである。
我々は、この理想を実現するため、個人の( B 尊厳)を重んじ、真理と正義を希求し、公共の精神を尊び、豊かな人間性と創造性を備えた人間の育成を期するとともに、伝統を継承し、新しい文化の創造を目指す教育を推進する。
ここに、我々は、( C 日本国憲法)の精神にのっとり、我が国の未来を切り拓く教育の基本を確立し、その振興を図るため、この法律を制定する。

○ 1. ( A )文化的 ( B )尊厳 ( C )日本国憲法

2. ( A )文化的 ( B )尊厳 ( C ) 民主主義

3. ( A )文化的 ( B )権利 ( C )日本国憲法

4. ( A ) 自由 ( B )権利 ( C ) 民主主義

  5. ( A ) 自由 ( B )尊厳 ( C )日本国憲法

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