人口推計・人口動態統計の覚えるポイント!統計に強くなる!

この記事は2022令和4年後期試験に対応しています。

人口推計・人口動態統計からはいろんな科目から毎年のように出題されますが、数値をどこまで暗記すればよいかわからなくなってきます。

この記事は過去問ででてくる範囲を覚えやすいように構成したものです。

総人口・自然増減・将来総人口

総人口は減少

人口推計 厚生労働省

総人口1.26億人で10年連続で減少しています。

  • 2005(平成17)年に戦後初めて前年を下回り
  • 2011(平成23)年以降は継続して減少

自然増減は減少

自然増減14年連続の自然減少となり,減少幅は拡大しています。

自然増減とは、住居の移動を除いた人口の増減。死亡数から出生数を減じた数です。

男女別総人口

人口推計 総務省

65歳までは男女比にそれ程差はありませんが、高齢者の男女比をみると、女性の割合の方が高いです。

将来の総人口は減少

日本の将来人口は長期にわたり減少する
日本の将来推計人口(平成29年推計)報告書 [7MB]

総人口は、長期の人口減少過程に入ります。

年齢区分別人口〜生産人口は減少〜

人口推計 総務省
  •   15歳未満(年少人口)は過去最低(1割強
  • 15~64歳  (生産人口)過去最低6割弱
  • 65  歳以上75歳以上含 は過去最高(3割弱
  • 75  歳以上      は過去最高(1割強

出生数・合計特殊出生率

全国の出生数・合計特殊出生率

厚生労働省 人口動態統計

出生数約84万人で前年より減少し、合計特殊出生率(人口千対)は1.34低下しました。

年次推移をみると、

  • 昭和24年(1949)総人口約270万人をピークに減少
  • 昭和48年(1973)総人口約210万人をピークに減少
  • 平成17年(2005)合計特殊出生率1.26を過去最低後上昇傾向
  • 平成28年(2016)初めて総人口100万人を割り再び低下。
  • 令和2年(2020)合計特殊出生率1.34 で前年より低下

都道府県別の合計特殊出生率

都道府県別にみると、沖縄県(1.86)と東京都(1.13)の最高値と最低値の差は0.5以上です。

母の年齢別の合計特殊出生率

厚生労働省 人口動態統計

母の年齢(5歳階級)別にみると、全ての年齢階級で低下しており、最も合計特殊出生率が高いのは、30~34 歳となっています。

出生率とは、人口千人に対する出生数の割合をいいます。

合計特殊出生率とは、15 歳から 49 歳までの女性の年齢別出生率を合計したものです。

ニッポン一億総活躍社会の希望出生率とは別物です。

将来の合計特殊出生率

現在の少子化の傾向が続けば、2065 年には1年間に生まれる子どもの数が現在の4分の1程度になる。

死亡数・死亡率・主な死因

全国の死亡数

人口動態統計 厚生労働省

死亡数は前年より減少しました。

主な死因

人口動態統計 厚生労働省

死因別にみると、悪性新生物<腫瘍>が、前年と同様死因順位の第1位となりました。

年代別の主な死因

人口動態統計 厚生労働省

15歳~19歳、20〜24歳、25〜29歳の男女とも、死因の第1位は自殺です。

警察庁の自殺統計に基づく自殺者数の推移等

警察庁 自殺統計

年間の累計自殺者数(約2万人)は、対前年比74人減っています。

年間の自殺者数は、平成15年に最多の3万4427人を記録してから、平成24年に3万人を割り、以降前年より減少傾向です。

死産数・死産率・主な死因

死産・死産率は減少・上昇

死産数は前年より減少し、死産率(出産(出生+死産)千対)は前年より下降しました。

死産とは、妊娠12週以降に死亡した胎児を出産することです。

周産期死亡率は増加

周産期死亡率減少しました。

周産期死亡とは、妊娠満 22週(154日)以後の死産と,生後 1週未満の早期新生児死亡(→新生児死亡)を合わせたものです。

乳児死亡の主な死因

人口動態統計 厚生労働省

乳幼児突然死症候群は男女とも4位で、数年前は3位でした

乳児死亡は生後1年未満の死亡をいい、乳児死亡率は出生千対で表します。

婚姻件数

人口動態統計 厚生労働省

婚姻件数約55万組で、前年より減少しています。

50歳時の未婚割合の推移厚生労働白書

2015(平成27)年の男性の50歳時の未婚割合(50歳時点で一度も結婚したことのない人の割合)は、16%程度です。

離婚件数

離婚件数は約19万組で、前年より減少しています。

離婚件数の年次推移をみると、平成に入ってから増加傾向にあったが、平成 14 年ピークに減少傾向が続いています。

人口動態 厚生労働省

ひとり親世帯数と離婚が多いという記事はこちら

過去問

保育士試験 令和4年(2022年)後期 子どもの保健 問1

次のうち、母子保健に関して人口動態統計に用いられている指標の記述として、適切なものを ○、不適切なものを×とした場合の正しい組み合わせを一つ選びなさい。

○ A 人口千人に対する出生数の割合を出生率という。

× B 周産期死亡とは、妊娠満 22 週以後の死産と生後4週未満の新生児死亡を合わせたものをいう。

○ C 乳児死亡は生後1年未満の死亡をいい、乳児死亡率は出生千対で表す。

○ D 合計特殊出生率とは、15 歳から 49 歳までの女性の年齢別出生率を合計したものである。

保育士試験 令和4年(2022年)後期 子ども家庭福祉 問3

次のうち、少子社会の現状に関する記述として、適切な記述を○、不適切な記述を×とした場 合の正しい組み合わせを一つ選びなさい。

× A 日本の合計特殊出生率は 2005(平成 17)年に 0.98 になった。

  • 1.26

保育士試験 令和4年(2022年)前期 社会福祉 問3

次の文は、「日本の将来推計人口(平成 29 年推計)」(国立社会保障・人口問題研究所)および 「平成 29(2017)年人口動態統計(確定数)」(厚生労働省)に基づく、日本の人口動態に関する記述である。( A )~( C )にあてはまる語句の正しい組み合わせを一つ選びなさい。

日本の総人口は 2010(平成 22)年が増加のピークで、その後は減少している。この状況には ( A )だけでなく、( B )が影響を与えている。これまで様々な対策が講じられてきたが、 ( C )は 2016(平成 28)年には 1.44 と低く、人口減少の状況は続いている。

(組み合わせ)
  A B C

× 1 老年人口の増加 年少人口の増加 合計特殊出生率

× 2 老年人口の増加 年少人口の増加 高齢化率

○ 3 老年人口の増加 出生数の減少 合計特殊出生率

× 4 生産年齢人口の増加 出生数の減少 合計特殊出生率

× 5 生産年齢人口の増加 年少人口の増加 高齢化率

保育士試験 令和3年(2021年)前期 社会福祉 問77

次の文のうち、適切な記述を○、不適切な記述を×とした場合の正しい組み合わせを一つ選びなさい。

○ A  総務省の人口推計(2018年10月1日現在)によると、日本の総人口は、2005(平成17)年に戦後初めて前年を下回り、2011(平成23)年以降は継続して減少を続けている。

○ B  厚生労働省の人口動態統計の概況(2016年)によると、日本の出生数の動向をみると、1947(昭和22)年以降、2016(平成28)年に初めて100万人を割った。

× C  総務省の人口推計(2018年10月1日現在)によると、日本の15~64歳の生産年齢人口は、1950(昭和25)年以降、2018(平成30)年に初めて総人口の4割を切った。

  • 2018(平成30)年10月1日現在の人口推計によると、2018年の日本の15〜64歳の生産年齢人口は、1950(昭和25)年と同じ59.7%でした。これは、1950年以降で過去最低となっています。

保育士試験 令和3年(2021年)前期 保育の心理学 問91

次のA~Dのうち、子育てを取り巻く社会的状況に関する記述として、適切な組み合わせを一つ選びなさい。

× C  ひとり親家庭になる原因の一つである離婚に関して、「平成29年(2017)人口動態統計の年間推計」(厚生労働省)によると、日本の年間婚姻件数と離婚件数の割合は、ほぼ4:1である。

  • 「平成29年(2017)人口動態統計の年間推計」によると、日本の年間婚姻件数は607,000組、離婚件数は212,000組であり、およそ3:1でした。

保育士試験 令和2年(2020年)後期 子ども家庭福祉 問56

次の文のうち、「平成29年人口動態統計」(厚生労働省)から読み取れる家庭の状況についての記述として、適切な記述を○、不適切な記述を×とした場合の正しい組み合わせを一つ選びなさい。

× A 離婚率は、2001(平成13 )年に最も高くなり、その後減少するも、2010(平成22 )年以降は再び増加する傾向にある。

  • 離婚率は、2002(平成14)年に最も高くなり、その後は概ね減少傾向にあります。

○ B 合計特殊出生率は、1947(昭和22 )年以降最低の1.26を2005(平成17 )年に記録した。その後は若干の増減を繰り返しながらゆっくり上昇し、2016(平成28 )年には1.44となっている。

○ C 死産率は、1960(昭和35 )年前後をピークとし、多少の増減はあるものの減少する傾向にある。

保育士試験 令和2年(2020年)後期 子どもの保健 問111

次の文は、日本人の自殺に関する記述である。適切な記述を○、不適切な記述を×とした場合の正しい組み合わせを一つ選びなさい。

× A 年間の自殺者数は、平成10年以降、現在まで3万人台が続いている。

  • 2万人台が続いています。

○ C 平成30年の人口動態統計によれば、15歳~19歳の死因の第1位は自殺である。

保育士試験 平成30年(2018年)後期 社会福祉 問79

次の文は、「人口推計」(平成30年3月総務省)における、平成29年10月1日現在(確定値)に関する記述である。適切な記述を○、不適切な記述を×とした場合の正しい組み合わせを一つ選びなさい。

○ A  老年人口では、男性の人口より女性の人口の方が多い。

× B  年少人口の方が生産年齢人口より多い。

  • 年少人口とは15歳未満の人口のことを言います。平成29年10月1日現在(確定値)の年少人口は総人口の12.3%を占めています。一方、生産人口とは生産活動に従事しうる年齢の人口のことを言い、主に15歳以上の人口がこれに当たります。平成29年10月1日現在(確定値)の生産人口は総人口の60%を占めているため、日本では年少人口より生産人口の方が多いことがわかります。

× C  総人口は、1億2千万人を下回っている。

  • 総人口は1億2670万8千人です。

× D  後期高齢者の人口は、老年人口全体の約3割を占めている。

  • 平成29年10月1日現在(確定値)の後期高齢者の人口は、老人人口全体の約5割を占めています。

保育士試験 平成30年(2018年)後期 子どもの保健 問102

次の文は、子どもの成長発達と母子保健についての記述である。不適切な記述の組み合わせを一つ選びなさい。


○→× C  乳幼児突然死症候群(SIDS)は、平成25年〜平成28年の0歳児の死亡原因の3位以内に見られている。

  • 今は4位です。

○ D  我が国では、平成28年の第1子出生時の母親の平均年齢は、30歳を超えている。

人口推計・将来人口推計・人口動態統計・自殺統計

保育士試験 平成30年(2018年)前期 社会福祉 問79 )

次の文は、「平成27年( 2015 )人口動態統計( 確定数 )」に関する記述である。適切な記述を○、不適切な記述を×とした場合の正しい組み合わせを一つ選びなさい。

× A  合計特殊出生率は、最近10年間減少し続けている。

  • 合計特殊出生率は多少の変動はあるものの上昇傾向にあります。減少していますが10 年も続いていません

× B  周産期死亡率は、最近10年間増加し続けている。

  • 周産期死亡率は減少しています。

○ C  都道府県別の合計特殊出生率をみると、最高値と最低値の差は0.5以上である。

○ D  死亡原因の第1位は、悪性新生物である。

保育士試験 平成27年(2015年) 社会福祉 問79

次の文は、わが国の人口動態統計に関する記述である。適切な記述を○、不適切な記述を×とした場合の正しい組み合わせを一つ選びなさい。

○ A 総人口は、2011(平成23)年より減少を続けており、今後も減少することが予測されている。

○ B 2014(平成26)年10 月現在の高齢化率は、25%を超えている。

○ C 2014(平成26)年10 月現在の高齢者人口の男女比をみると、女性の割合の方が高い。

× D 生産年齢人口とは、18 歳以上65 歳未満の者の人口を示している。

  • 生産年齢人口は15歳以上65歳未満の者を示しているため×です。

保育士試験 平成27年(2015年) 子どもの保健 問101

次の文は、2012(平成24)年までの日本の人口動態統計に関する記述である。適切な記述の組み合わせを一つ選びなさい。

○→× A 合計特殊出生率は、2005(平成17)年以降、ほぼ毎年増加し続けた。

  • 平成2年は減少したので×

× B 死亡率は、2005(平成17)年以降、ほぼ毎年減少し続けた。

  • 令和2年は減少


○→× C 乳児死亡率は、1995(平成7)年以降、ほぼ毎年減少し続けた。

  • 減少傾向てすが続いていません。

× D 出生数は、1995(平成7)年以降、ほぼ変わらない。

  • 出生数は1995(平成7)年以降、減少しています。


× E 人口は、1995(平成7)年以降、ほぼ毎年減少し続けた。

  • 人口が増加している年もあります。

図や表は厚生労働省HPからの出典です。

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