母子支援員になるには?資格要件でイメージする!

資格要件

児童福祉施設の設備及び運営に関する基準

(母子支援員の資格)

第二十八条 母子支援員は、次の各号のいずれかに該当する者でなければならない。

一 都道府県知事の指定する児童福祉施設の職員を養成する学校その他の養成施設を卒業した者(学校教育法の規定による専門職大学の前期課程を修了した者を含む。第三十八条第二項第一号及び第四十三条第一項第一号において同じ。)

保育士(特区法第十二条の五第五項に規定する事業実施区域内にある母子生活支援施設にあつては、保育士又は当該事業実施区域に係る国家戦略特別区域限定保育士。第三十条第二項において同じ。)の資格を有する者

社会福祉士の資格を有する者

精神保健福祉士の資格を有する者

五 学校教育法の規定による高等学校若しくは中等教育学校を卒業した者、同法第九十条第二項の規定により大学への入学を認められた者若しくは通常の課程による十二年の学校教育を修了した者(通常の課程以外の課程によりこれに相当する学校教育を修了した者を含む。)又は文部科学大臣がこれと同等以上の資格を有すると認定した者であつて、二年以上児童福祉事業に従事したもの

ポイントは…

つまり、子ども家庭福祉、社会学にある程度の知識が必要ということです。

母子支援員は、根拠法が「児童福祉法」に定められ、母子生活支援施設に入所中の母子を対象とした生活支援を行う職員です。

また、以前は母子指導員と呼ばれていました。

ちなみに、福祉事務所に配置されている母子・父子自立相談支援員とは別物です。

母子支援員になるには

過去問

保育士試験 令和3年(2021年)前期 社会的養護 問16

次のうち、社会的養護関係施設に配置される職員とその施設の組み合わせとして、不適切なものを一つ選びなさい。 

× 1.家庭支援専門相談員(ファミリーソーシャルワーカー) ―― 母子生活支援施設 

  • 家庭支援専門相談員の配置が義務付けられているのは、乳児院・児童養護施設・児童心理治療施設・児童自立支援施設 です。【母子生活支援支援施設】では、嘱託医、母子支援員、少年を指導する職員、調理員又はこれに変わるべき者は必ず配置しなければなりません。必要に応じて心理療法担当職員、個別対応職員を配置することになっています。

保育士試験 平成29年(2017年)前期 保育実習理論 問16

次の文は、「児童福祉施設の設備及び運営に関する基準」(昭和23年厚生省令第63号)に基づく母子生活支援施設における職員に関する記述である。適切な記述を○、不適切な記述を×とした場合の正しい組み合わせを一つ選びなさい。

○ B  母子の生活支援を行う職員を母子支援員という。

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