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過去問
保育士試験 令和4年(2022年)前期 社会福祉 問15
次のうち、ソーシャルワークの理論に関する記述として、適切な記述を○、不適切な記述を ×とした場合の正しい組み合わせを一つ選びなさい。
× A パールマン(Perlman, H.H.)は、「状況の中の人」という視点から、心理社会的アプローチを確立した。
- パールマンではなくホリスの説明です。
× B ホリス(Hollis, F.)は、診断主義アプローチと機能主義アプローチを折衷し、問題解決アプロー チを示した。
- ホリスではなくパールマンです。
○ C ジャーメイン(Germain, C.B.)とギッターマン(Gitterman, A.)は、利用者の適応能力の向上と 利用者を取り巻く環境の改善を行い、生活の変容を試みるエコロジカルアプローチを体系化した。
保育士試験 令和2年(2020年)後期 社会福祉 問69
次のうち、「援助技術アプローチ」と、その説明の組み合わせとして、適切なものを○、不適切なものを×とした場合の正しい組み合わせを一つ選びなさい。
○ A 心理社会的アプローチ ――――― 診断主義の流れをくむアプローチである。
○ B 機能的アプローチ ――――――― 利用者の潜在的可能性を前提に社会的機能を高めることで問題解決を図るアプローチである。
○ C 課題中心アプローチ ―――――― 「いま」「ここ」に焦点を当てたアプローチである。
○ D エンパワメントアプローチ ――― 社会的に無力状態に置かれている利用者の潜在的能力に気づき対処することで問題解決することを目的としたアプローチである。
保育士試験 令和元年(2019年)後期 社会福祉 問70
次の文は、ソーシャルワークの成り立ちに関する記述である。適切な記述を○、不適切な記述を×とした場合の正しい組み合わせを一つ選びなさい。
○ D パールマン(Perlman, H. H.)は、ケースワークの構成要素として「4つのP(人、問題、場所、過程)」をあげている。
保育士試験 平成30年(2018年)前期 社会福祉 問70
次の文は、相談援助( ソーシャルワーク )の生活モデルに関する記述である。適切な記述を○、不適切な記述を×とした場合の正しい組み合わせを一つ選びなさい。
○ A 生活モデルには、エコロジカル( 生態学 )アプローチが含まれている。

保育士試験 平成26年(2014年) 社会福祉 問75
次の文は、ソーシャルワークのアプローチに関する記述である。適切な記述を選びなさい。
○ 1.行動変容アプローチは、学習理論に基づいており、条件反応の消去・強化による特定の問題行動の変容を働きかける。
○ 2.課題中心アプローチは、短期間での問題解決を目的としており、標的とする問題を確定し、課題の抽出、目標設定を行い、短期の計画的援助を行う。
× 3.ナラティブアプローチは、心理臨床の短期療法の影響を受け、短期に目的達成をめざす短期アプローチである。
× 4.解決志向アプローチは、社会的に抑圧されている利用者の潜在能力に気づき対処することや原因となっている環境を変革することで問題解決をはかる。
- 解決志向アプローチではなく、エンパワーメントアプローチに関する記述です。
保育士試験 平成25年(2013年) 社会福祉 問74
次の用語の解説は、援助技術のアプローチに関する記述である。適切な記述を○、不適切な記述を×とした場合の正しい組み合わせを一つ選びなさい。
○ A 問題解決アプローチ ― 相談援助の過程で、援助者が利用者自身のワーカビリティを含めた診断を行いつつ、利用者自身の機能する力を支持、補足、強化するアプローチである。
○ B 危機介入アプローチ ― 利用者の心理的危機への介入により、社会的機能の回復、あるいは、心理的危機の回避を行うことを目的とするアプローチである。
× C エンパワメントアプローチ― 利用者の語る物語を通して援助を行うアプローチであり、利用者が新たな意味の世界を創り出すことにより、問題解決へと導くアプローチである。
- 記述の内容は、「ナラティブアプローチ」です。エンパワメントアプローチは、利用者の潜在能力に着目し、それを引き出して問題を解決しようとするアプローチです。
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