保育所保育指針には「…的」が多い 〜違った視点で覚える〜

保育所保育指針は法令、通達とは違い、独特の保育所らしい表現の文章です。

「…的」が多く、過去問にも穴埋め問題として出題されています。そこで該当部分をピックアップしてみました。

すると「…的」の後にくる述語が共通していたり、問題を解くときのヒントがありましたので参考にして下さい。

過去問出題歴あり

計画的 4か所

  • 計画的に構成する 2か所
  • 体系的・計画的な研修機会を確保する

個別的 1か所

  • 子どもの入所時の保育に当たっては、できるだけ個別的に対応

長期的 2か所

  • 長期的な見通し

一体的 3か所

  • 養護及び教育を一体的に行う 2か所
  • 資質・能力を一体的に育む 1か所

協同的 2か所

  • 協同的な活動 2か所

自発的 3か所

  • 子どもが自発的・意欲的に関われるような環境を構成
  • 自発的に(な)活動 2か所

主体的 9か所

  • (子どもの)主体的な活動 7か所
  • 主体的な生活態度などの基礎を培う
  • 職員同士が主体的に学び合う

保健的 3か所

  • 保健的で安全な保育環境の維持する
  • 適切な判断に基づく保健的な対応をする 2か所

意欲的 2か所

  • 子どもが自発的・意欲的に関われるような環境を構成する
  • 子どもが意欲的に生活する

総合的 2か所

  • 総合的に展開する総合的に保育する 2か所

専門的 1か所

  • 倫理観に裏付けられた専門的知識

創造的 1か所

  • 創造的な思考

過去問出題歴なし

積極的 12か所

  • 福祉を積極的に増進
  • 子どもの健康増進が、積極的に図られる
  • 身近な事象に積極的に関わる
  • 積極的に言葉のやり取りを楽しむ
  • 積極的に受け止める 2か所
  • 友達と積極的に関わる
  • 地域の資源を積極的に活用
  • 保護者の積極的な参加
  • 支援を積極的に行う
  • 積極的に連携を図る 2か所

応答的 11か所

  • 応答的な関わり 8か所
  • 応答的な触れ合い 2か所
  • 応答的に行われる

具体的 10か所

  • 具体的な保育
  • 具体的な子どもの日々の生活
  • 具体的なねらい 2か所
  • 具体的な活動
  • 具体的な姿 2か所
  • 具体的に把握
  • 具体的な内容 2か所

全体的 8か所

  • 全体的な計画 8か所

受容的 5か所

  • 受容的な関わり 5か所

定期的 4か所

  • 定期的に避難訓練を実施する
  • 定期的・継続的に把握する
  • 定期的に健康診断を行う
  • 定期的に安全点検を行う

基本的 3か所

  • 基本的事項 3か所

社会的 3か所

  • 保育所の社会的責任 2か所
  • 社会的発達に関する視点

身体的 3か所

  • 身体的発達
  • 身体的機能
  • 身体的な育ち

生理的 3か所

  • 生理的欲求 2か所
  • 生理的・身体的な育ち

日常的 3か所

  • 地域の関係機関等との日常的な連携を図る 2か所
  • 日常的に職員同士が主体的に学び合う

組織的 3か所

  • 保育の内容が組織的・計画的に構成
  • 保育の質の向上に向けた組織的な取組
  • 保育の質の向上に向けた課題に組織的に対応

体系的 3か所

  • 体系的な研修計画 3か所

継続的 2か所

  • 子どもとの継続的な信頼関係
  • 定期的・継続的に、また、必要に応じて随時、把握する

伝統的 2か所

  • 我が国の伝統的な行事
  • 我が国の伝統的な遊び

継続的 2か所

  • 継続的な信頼関係を築く
  • 定期的・継続的に把握する

精神的 1か所

  • 精神的発達

短期的 1か所

  • 短期的な指導計画

包括的 1か所

  • 全体的な計画は、保育所保育の全体像を包括的に示す

集団的 1か所

  • 集団的な遊び

場所的 1か所

  • 場所的感覚

固定的 1か所

  • 固定的な意識

意識的 1か所

  • 意識的な保育の計画

人的 1か所

  • 保育士等や子どもなどの人的環境

物的 1か所

  • 施設や遊具などの物的環境
保育所保育指針

過去問

保育士試験 令和3年(2021年)後期 保育実習理論 問148

次の文は、「保育所保育指針」第1章「総則」3「保育の計画及び評価」の一部である。
( A )~( C )にあてはまる語句の正しい組み合わせを一つ選びなさい。

・全体的な計画は、子どもや家庭の状況、地域の実態、保育時間などを考慮し、子どもの育ちに関する( A 長期的 )見通しをもって適切に作成されなければならない。

・全体的な計画は、保育所保育の全体像を包括的に示すものとし、これに基づく指導計画、( B 保健計画 )、食育計画等を通じて、各保育所が( C 創意工夫 )して保育できるよう、作成されなければならない。

× 1.A:短期的  B:保育計画  C:創意工夫

× 2.A:長期的  B:保育計画  C:地域連携

× 3.A:短期的  B:保健計画  C:地域連携

○ 4.A:長期的  B:保健計画  C:創意工夫

× 5.A:短期的  B:保育計画  C:地域連携

保育士試験 令和2年(2020年)後期 保育実習理論 問151

次の文は、「保育所保育指針」第1章「総則」3「保育の計画及び評価」( 2 )「指導計画の作成」の一部である。( A )~( C )にあてはまる語句の正しい組み合わせを一つ選びなさい。

・ 3歳未満児については、一人一人の子どもの生育歴、心身の発達、活動の実態等に即して、( A 個別的 )な計画を作成すること。

・ 3歳以上児については、個の成長と、子ども相互の関係や( B 協同的 )な活動が促されるよう配慮すること。

・ 異年齢で構成される組やグループでの保育においては、一人一人の子どもの生活や経験、発達過程などを把握し、適切な援助や( C 環境構成 )ができるよう配慮すること。

× 1.A:個別的  B:並行的  C:環境構成

× 2.A:総合的  B:並行的  C:指導計画

○ 3.A:個別的  B:協同的  C:環境構成

× 4.A:総合的  B:協同的  C:指導計画

× 5.A:個別的  B:並行的  C:指導計画

保育士試験 令和2年(2020年)後期 教育原理 問20

次の文は、「保育所保育指針」第1章「総則」に関する記述である。( A )・( B )にあてはまる語句の正しい組み合わせを一つ選びなさい。

平成29( 2017 )年の改正では、保育所は「( A )を行う施設」として新たに明示され、共有すべき事項として「育みたい資質・能力」が示された。その内容として、「保育所においては、生涯にわたる生きる力の基礎を培うため、資質・能力を( B )に育むよう努めるものとする」とされた。 

○ 1. A:幼児教育  B:一体的

× 2. A:幼児教育  B:領域別

× 3. A:幼児教育  B:総合的

× 4. A:養護    B:一体的

× 5. A:養護    B:領域別

保育士試験 平成31年(2019年)前期 保育原理 問15

次の文は、「保育所保育指針」第2章「保育の内容」の4「保育の実施に関して留意すべき事項」(2)「小学校との連携」の一部である。次の文の( a )∼( d )の下線部分が正しい記述を○、誤った記述を×とした場合の正しい組み合わせを一つ選びなさい。

・ 保育所においては、保育所保育が、小学校以降の生活や学習の基盤の育成につながることに配慮し、幼児期に( a )×育ってほしい姿を通じて、( b )○創造的な思考や( c )○主体的な生活態度などの基礎を培うようにすること。

・ 子どもに関する( d )○情報共有に関して、保育所に入所している子どもの就学に際し、市町村の支援の下に、子どもの育ちを支えるための資料が保育所から小学校へ送付されるようにすること。

  • 育ってほしい→ふさわしい

保育士試験 平成31年(2019年)前期 保育原理 問15

次の文は、「保育所保育指針」第1章「総則」の2「保育所の役割」の一部である。
(A)~(C)にあてはまる語句の正しい組み合わせを一つ選びなさい。

保育所は、その目的を達成するために、保育に関する(A)を有する職員が、(B)との緊密な連携の下に、子どもの状況や発達過程を踏まえ、保育所における環境を通して、養護及び教育を(C)に行うことを特性としている。 

× 1. (A)知識・技術 (B)家庭 (C)一体的

× 2. (A)専門性 (B)保護者 (C)家庭的

× 3. (A)素養 (B)地域 (C)専門的

× 4. (A)知識・技術 (B)家庭 (C)専門的

○ 5. (A)専門性 (B)家庭 (C)一体的

保育士試験 平成29年(2017年)後期・地域限定 保育原理 問5

次の文のうち、「保育所保育指針」第1章「総則」の( 2 )「保育の方法」の一部として、A ~ Eの部分が正しいものを○、誤ったものを×とした場合の正しい組み合わせを一つ選びなさい。

子どもが自発的、意欲的に関われるような⚪︎[ A ]環境を構成し、子どもの⚪︎[ B ]主体的な活動や×[ C ]子どもと特定の大人との関わりを大切にすること。特に、乳幼児期に×[ D ]貴重な体験が得られるように、⚪︎[ E ]生活や遊びを通して総合的に保育すること。

保育士試験 平成28年(2016年)前期 保育原理 問2

次の文は、「保育所保育指針」第1章「総則」の(3)「保育の環境」の一部である。
( A )~( D )にあてはまる語句の正しい組み合わせを一つ選びなさい。

保育の環境には、保育士等や子どもなどの人的環境、( A )や遊具などの物的環境、更には自然や社会の( B )などがある。保育所は、こうした人、物、場などの環境が( C )に関連し合い、子どもの生活が豊かなものとなるよう、次の事項に留意しつつ、( D )に環境を構成し、工夫して保育しなければならない。 

× 1. ( A )保育室 ( B )事象 ( C )適切 ( D )快適

× 2. ( A )施設 ( B )出来事 ( C )相互 ( D )家庭的

× 3. ( A )園舎 ( B )現象 ( C )適切 ( D )系統的

○ 4. ( A )施設 ( B )事象 ( C )相互 ( D )計画的

× 5. ( A )保育室 ( B )現象 ( C )相互 ( D )教育的

保育士試験 平成24年(2012年) 保育原理 問110

次の文は、「保育所保育指針J第4章「保育の計画及び評価」の(2)「指導計画」の一部である。( A )~( E )にあてはまる語句の正しい組み合わせを一つ選びなさい。

・子ども一人一人の( A )や状況を十分に踏まえること。
・保育所の生活における子どもの( A )を見通し、( B )の連続性、季節の変化などを考慮し、( C )に即した具体的なねらい及び内容を設定すること。
・具体的なねらいが達成されるよう、子どもの( B )する姿や( D )を大切にして適切な環境を構成し、子どもが( E )に活動できるようにすること。 

× 1. A興味や関心  B生活  C遊び      D意欲  E積極的

× 2. A発達過程   B発達  C保育課程    D発想  E活発

○ 3. A発達過程   B生活  C子どもの実態  D発想  E主体的

× 4. A発達過程   B生活  C保育課程    D意欲  E意欲的

× 5. A興味や関心  B発達  C子どもの実態  D生活  E主体的

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