児童虐待対応件数は「福祉行政報告例」保育士試験用抜粋で数字に強くなる!

この記事は2022令和4年後期試験に対応しています。

福祉行政報告例の児童虐待件数と併せて、「死亡虐待による死亡事例等の検証結果等について」も一緒に学習すると覚えやすいと思い、記事にしました。

虐待相談は、市町村などにもきますので、この記事は児童相談所においての記事であることを念頭において下さい。

児童相談所にはどんな相談がくるの?

養護相談が多い 令和元年度福祉行政報告例 厚生労働省

この記事の結論は、近年は心理的虐待が多いが、死亡してしまうのは餓死によるという記事です。

児童相談所における種類別対応件数で最も多いのは、養護相談です(全国54万件中半分の27万件)。

養護相談とは、子どもが家で生活することが困難になったときの相談です。

ここに児童虐待が含まれます。

養護相談が増加してるのはなぜ?

養護相談が年々増加 令和元年度福祉行政報告例 厚生労働省

全体の相談件数における養護相談の構成割合は年々増加しています。

というのも、27万件中19万件が虐待相談であり、これが年々増加しているからです。

児童虐待相談対応件数の半端ない増加加減!

児童虐待相談対応件数の半端ない増加加減!

児童虐待相談対応件数は、約19万件です。

平成12年の児童虐待の防止等に関する法律により、児童虐待を発見したら通報しなければならないことが国民の義務となりました。

例えば、配偶者への暴力を近所の人が見てしまった場合、子どもがそれを見ていたら児童虐待で警察に通報します。

児童相談所のパンク対策はこちら

被虐待者は小学校高学年が多い!

小学校高学年に虐待が多い
令和元年度福祉行政福祉例 厚生労働省

被虐待者は、7〜12歳、3〜6歳、0〜2歳の順に構成割合が多いです。

心理的虐待の件数も割合も爆増!

心理的虐待が多い 令和元年度福祉行政報告例 厚生労働省

児童相談所での虐待件数は、

  1. 心理的虐待(約55%)
  2. 身体的虐待(約25%)
  3. ネグレクト(約20%)
  4. 性的虐待 ( 数%)

の順に多いです。

近隣知人や家族親戚が通告するケースが増えた!

児童相談所での虐待件数の経路別(令和元年を見て下さい)

虐待の経路別件数は、

  1. 警察約10万件・約50%)
  2. 近隣知人(約 3万件・約10%強)
  3. 家族親戚(約 2万件・約10%弱)
  4. 学校等(約 2万件・約 7%)
  5. 都道府県(約 1万件・約 6%)
  6. 市町村 (約 1万件・約 5%)

の順に多いです。

子ども虐待による死亡事例は0歳が多い!

(死亡虐待による死亡事例等の検証結果等について)

虐待死した子どもの年齢(心中以外)

心中以外の虐待死で最も多いのが「0歳」です。

主たる加害者(心中以外)

主たる加害者で最も多いのが「実母」(約5割) です。

加害の動機(心中以外)

加害の動機で最も多いのが「保護を怠ったことによる死亡」(約2割) です。

妊娠期・周産期における問題

  • 予期しない妊娠/計画していない妊娠
  • 妊婦健康診査未受診

関係機関の関与(心中以外)

何らかの機関(児童相談所、市区町村、保健センター等)が関与していた事例は約7割です。

親子共に心中した場合の加害の動機

親子共に心中した場合の加害動機で最も多いのが「保護者自身の精神疾患、精神不安」(約3割)です。

過去問

保育士試験 令和元年(2019年)後期 児童家庭福祉 問51

次の文のうち、児童虐待とその防止に関する記述として不適切な記述を一つ選びなさい。

○ 3. 「子ども虐待による死亡事例等の検証結果等について(第12次報告)」によると、心中以外の虐待死では、0歳児死亡が最も多く、実母が抱える妊娠期・周産期の問題として「望まない妊娠/計画していない妊娠」、「妊婦検診未受診」が高い割合を占めていた。

保育士試験 平成31年(2019年)前期 児童家庭福祉 問59

次の図は、「平成28年度福祉行政報告例」において報告された、児童相談所における児童虐待相談の経路別対応件数である。A∼Cにあてはまる語句を【語群】から選択した場合の正しい組み合わせを一つ選びなさい。

A→警察等

B→虐待者以外の家族最新版は近隣・知人です)

C→学校等

保育士試験 平成30年(2018年)前期 児童家庭福祉 問54

次の図は、「平成27年度福祉行政報告例」において報告された、児童相談所における児童虐待相談の相談種別の割合を示したものである。( A )~( D )にあてはまる語句を【語群】から選択した場合の正しい組み合わせを一つ選びなさい。

A→身体的虐待心理的虐待55%

B→保護の怠慢・拒否(ネグレクト)身体的虐待25%

C→心理的虐待ネグレクト20%

D→性的虐待

保育士試験 平成30年(2018年)前期 児童家庭福祉 問60

次の文は、「子ども虐待による死亡事例等の検証結果等について( 第12次報告 )( 社会保障審議会児童部会児童虐待等要保護事例の検証に関する専門委員会 )( 平成28年9月 )」についての記述である。不適切な記述を一つ選びなさい。 

○ 1.心中以外の虐待死では、死亡した子どもの年齢として0歳が最も多かった。 

○ 2.心中以外の虐待死では、主たる加害者は「実母」が最も多く、6割を超えていた。 

○→× 3.心中以外の虐待死における加害の動機としては、「子どもの存在の拒否・否定保護を怠ったことによる死亡」が最も多く、31割以上を占めた。

× 4.心中以外の虐待死において、児童相談所や市町村の関与があった事例は1割未満であった。 

  • 児童相談所の関与は11例(25.6%)、市町村の関与は12例(27.9%)であり、割以上です。

○ 5.心中による虐待死( 未遂を含む )における加害者の動機としては「保護者自身の精神疾患、精神不安」が約6割を占めた。

保育士試験 平成28年(2016年)後期 児童家庭福祉 問54

次の文は、児童虐待防止についての記述である。不適切な記述を一つ選びなさい。 

○→× 1. 平成 26 年度に全国の児童相談所で対応した児童虐待相談対応件数は約8万9千件である。

  • 最新版は約19万件です。

○ 3. 平成 26 年度に全国の児童相談所で対応した児童虐待相談対応件数の中で、最も割合が多いものは心理的虐待、次いで身体的虐待となっている。

保育士試験 平成29年(2017年)後期・地域限定 児童家庭福祉 問48

次の文は、児童虐待の検挙、および少年の保護の状況に関する記述である。不適切な記述を一つ選びなさい。 

○→× 1. 平成27年に警察が、「児童虐待の防止等に関する法律」に基づき児童相談所に通告した被害児童数は約37,000人である。

  • 最新版は約10万件です。

保育士試験 平成29年(2017年)後期・地域限定 児童家庭福祉 問53

次の図は、「平成27年度福祉行政報告例」において報告された、児童相談所における児童虐待相談の相談種別の割合を示したものである。A ~ Dにあてはまる語句を【語群】から選択した場合の正しい組み合わせを一つ選びなさい。

【語群】
ア 身体的虐待  イ 性的虐待  ウ 心理的虐待  エ 保護の怠慢・拒否( ネグレクト )

平成27年度福祉行政報告例」では、

1、心理的虐待
2、身体的虐待
3、保護の怠慢・拒否(ネグレクト)
4、性的虐待

の順になっています。

保育士試験 平成28年(2016年)前期 児童家庭福祉 問42

次の文は、わが国の子どもや家庭に関する記述である。適切な記述を○、不適切な記述を×とした場合の正しい組み合わせを一つ選びなさい。

× A 「子ども虐待による死亡事例等の検証結果等について(第10次報告)」(厚生労働省)では、心中以外の子ども虐待による死亡事例の割合は、1歳~3歳の事例が約半数を占めている。

  • 死亡した子どもの年齢は、0歳が最も多い。

保育士試験 平成27年(2015年) 児童家庭福祉 問51

次の文は、児童虐待についての記述である。誤ったものを一つ選びなさい。 

○→× 1. 全国の児童相談所における児童虐待に関する相談件数について、統計を取り始めた平成2年度は1,101件であったのに対し、平成25 年度には70,000件を超えた。

  • 最新版は約19万件です。

保育士試験 平成26年(2014年) 児童家庭福祉 問51

次の文は、児童虐待等に関する記述である。正しいものを選びなさい。 

○→× 2. 全国の児童相談所に寄せられる児童虐待相談対応件数は、統計開始時の平成2年度は約1,000件であったが、平成24年度では65,000件を超える数値となっている。

  • 最新版は約19万件です。

保育士試験 平成26年(2014年) 社会福祉 問64

次の文は、児童家庭福祉の統計に関する記述である。適切な記述を選びなさい。 

× 1. 児童虐待の相談件数は、「全国の児童相談所における児童虐待に関する相談件数の推移」(厚生労働省大臣官房統計情報部)によると、2000(平成12)年の「児童虐待の防止等に関する法律」施行以降その伸びは止まり、近年は横ばいとなっている。

  • 児童虐待は年々増加しています。平成12年18804件、平成13年24792件、平成17年34297件(受付数)となっています。

保育士試験 平成25年(2013年) 社会的養護 問34

次の文は、児童相談所に関する記述である。適切な記述を○、不適切な記述を×とした場合の正しい組み合わせを一つ選びなさい。

×→⚪︎ C 平成23年度、全国の児童相談所の相談受付件数の相談の種類で、最も多いのは児童虐待相談等を含む「養護相談」である。

  • 最も多い相談は「養護相談」ではなく、「障害相談」です。→最新版は養護相談が最多です。

保育士試験 平成25年(2013年) 社会的養護 問34

次の文は、児童相談所に関する記述である。適切な記述を○、不適切な記述を×とした場合の正しい組み合わせを一つ選びなさい。

×→○ C 平成23年度、全国の児童相談所の相談受付件数の相談の種類で、最も多いのは児童虐待相談等を含む「養護相談」である。

  • 最も多い相談は「養護相談」ではなく、「障害相談」です。→養護相談が最も多い

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