就業継続、育児休業取得〜保育士試験用抜粋で即時に記憶〜「最新版」

この資料は2023令和5年前期試験に対応しています。

出生動向基本調査・雇用均等基本調査 〜保育士試験用〜

夫婦が理想の子ども数を持たない理由

夫婦の予定子ども数が理想子ども数を下回る理由としてもっとも多いのは、いぜんとして「子育てや教育にお金がかかりすぎる」であり、とくに妻の年齢35歳未満の若い層では高い割合となっています。

また、30歳代では「自分の仕事に差し支える」、「これ以上、育児の心理的・肉体的負担に耐えられない」という回答が他の年齢層に比べて多いです。

さらに、35~39歳では、「子育てや教育にお金がかかりすぎるから」に次いで、「高年齢で生むのはいやだから」の選択率が高いです。

夫婦の予定子ども数が理想子ども数を下回る

就業継続率、半分は復職している!

第1子出産前での就業者のうちの就業継続者の割合は約5割です。

子どもを産んでも仕事を続ける人が増えている
国立社会保障・人口問題研究所

育児休業取得率、女性は8割強でわずかに上昇

在職中に出産した女性のうち育児休業を開始した者の割合は約9割です。

育児休業取得率(女性)推移 雇用均等基本調査
厚生労働省HP

育児休業取得率、男性は1割弱で大分普及してきた!

配偶者が出産した男性のうち育児休業を開始した者の割合は約14%と、前回調査より上昇しました。

育児休業取得率(男性)グラフ 雇用均等基本調査
厚生労働省HP

いわゆる時短勤務は普及してる?

育児のための所定労働時間の短縮措置等の制度がある事業所の割合は、約7割となって おり、微増傾向です。

社会福祉の目次

育児のための所定労働時間の短縮措置等の制度がある事業所
出生動向基本調査

過去問

保育士試験 令和5年(2023年)前期 保育の心理学 問12

次のうち、「令和3年版男女共同参画白書」(内閣府)における男性の育児に関する記述とし て、適切なものを○、不適切なものを×とした場合の正しい組み合わせを一つ選びなさい。

A 6歳未満の子どもを持つ夫の家事・育児関連時間は、「共働き世帯の夫」、「夫有業・妻無業世帯 の夫」のいずれも、2006(平成 18)年以降は増加傾向にある。
B 6歳未満の子どもを持つ夫の家事・育児関連時間は、2016(平成 28)年には「共働き世帯の 夫」、「夫有業・妻無業世帯の夫」のいずれも過去最高となり、妻と同水準となっている。
C 「夫は外で働き、妻は家庭を守るべきである」という考え方(性別役割分担意識)は、2019(令 和元)年の調査では、男女ともに反対する者の割合が賛成する者の割合を下回っている。

○ D 2019(令和元)年における男性の育児休業取得率は、民間企業、国家公務員、地方公務員で、近 年上昇しているものの、依然として低水準にある。

(組み合わせ) 
A B C D
3 ○ × × ○
5 × ○ × ○

保育士試験 令和4年(2022年)後期 保育の心理学 問13

次のうち、親になることに関する記述として、適切なものを○、不適切なものを×とした場 合の正しい組み合わせを一つ選びなさい。

× C 「令和2年版少子化社会対策白書」(内閣府)によれば、夫婦が実際にもつ予定の子どもの数が、 理想的な子どもの数を下回る理由としては、「自分の仕事に差し支えるから」が最も多い。

  • 子育てや教育にお金がかかりすぎるが最も多い。

保育士試験 令和3年(2021年)後期 保育の心理学 問93

次の【表】は、「第15回出生動向基本調査(結婚と出産に関する全国調査)」(国立社会保障・人口問題研究所)における、「夫婦が理想の子ども数を持たない理由」について、妻の年齢別に示したものである。以下の【設問】に答えなさい。

【設問】
次のうち、【表】に示されている「夫婦が理想の子ども数を持たない理由」に関して、適切な文の組み合わせを一つ選びなさい。

× A  「自分や夫婦の生活を大切にしたいから」の選択率は、他の年齢層に比べて30歳未満で高い。

  • 30〜34歳で高い。

× B  30~34歳では、「子育てや教育にお金がかかりすぎるから」に次いで、「これ以上、育児の心理的、肉体的負担に耐えられないから」の選択率が高い。

  • 自分の仕事に差し支えるからが高い

○ C  30歳代では、「自分の仕事(勤めや家業)に差し支えるから」という回答が他の年齢層に比べて多い。

○ D  35~39歳では、「子育てや教育にお金がかかりすぎるから」に次いで、「高年齢で生むのはいやだから」の選択率が高い。

保育士試験 令和2年(2020年)後期 子ども家庭福祉 問40

次の文のうち、仕事と育児の両立支援策に関する記述として、不適切な記述を一つ選びなさい。 

× 3.「平成29年度雇用均等基本調査」(厚生労働省)によると、男性の育児休業取得率は2017(平成29 )年度で約2割であった。

  • 「平成29年度 雇用均等基本調査」によると、男性の育児休業取得率は平成29年度は5.14%です。→約7%

○ 4.「平成29年度雇用均等基本調査」(厚生労働省)によると、女性の育児休業取得率は2017(平成29 )年度で約8割であった。 →今も約8割

○ 5.国立社会保障・人口問題研究所「第15回出生動向基本調査」によると、2010~2014年の第1子出産後において女性が就業を継続した割合は約5割であった。

保育士試験 平成31年(2019年)前期 社会福祉 問78

次の文は、子育てと仕事に関する調査についての記述である。適切な記述を○、不適切な記述を×とした場合の正しい組み合わせを一つ選びなさい。

○ B  仕事をしている女性の2016(平成28)年度の育児休業取得率は、8割以上である。

× C  仕事をしている男性の2016(平成28)年度の育児休業取得率は、2割以上である。

  • 平成 26 年 10 月1日から平成 27 年9月 30 日までの1年間に配偶者が出産した男性 のうち、平成 28 年 10 月1日までに育児休業を開始した者(育児休業の申出をしてい る者を含む。)の割合は 3.16%となっています。→約7%

× D  育児のための短時間勤務制度を導入している事業所の割合は、2016(平成28)年の時点で9割以上である。

  • 育児のための所定労働時間の短縮措置等の制度がある事業所の割合は、69.6%となって おり、微増傾向です。→約7割

保育士試験 平成29年(2017年)後期・地域限定 児童家庭福祉 問43

次の文は、わが国の仕事と育児の両立支援策に関する記述である。適切な記述を○、不適切な記述を×とした場合の正しい組み合わせを一つ選びなさい。

× A  平成26年度の育児休業取得率は、男性が約10%、女性が約60%である。

  • 男性は2.3%、女性が86.6%でした。→7%、約8割

保育士試験 平成28年(2016年)後期 児童家庭福祉 問43

次の文は、若者の結婚、出産、子育て等をめぐる状況についての記述である。適切な記述を一つ選びなさい。 

× 4.国立社会保障・人口問題研究所「第14回出生動向基本調査(夫婦調査)」(2010年)における「妻の年齢別にみた、理想の子ども数を持たない理由」として、「子育てや教育にお金がかかりすぎるから」と比較し、「自分の仕事(勤めや家業)に差し支えるから」を選択した割合が多かった。 

  • 「子育てや教育にお金がかかりすぎるから」の割合がかなり高いです。どの年代と比べても、「自分の仕事(勤めや家業)に差し支えるから」の3倍以上を占めています。

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