言葉の発達!ゼロから言葉を話すってすごすぎる!

いつまでたっても英語が喋れないのに、赤ちゃんは自然に覚えるなんて凄すぎます。

音韻の聞き分けはどの言語でも!

乳児は生まれた直後から微細な音に違いを聞き分けられ、世界中のどの言語にも適応できる音韻知覚能力あります。

ただし母語に含まれる音への識別力はまだ低いです。

大人が話しかける言語に同調してリズミカルに身体を動かします。

音韻とは
音韻とは、音や響きのことをいいます。

母語とは
母語とは、生まれた国の言葉をいいます。
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クーイングって楽しい!反応してくれればもっと楽しい!

生後2か月頃から、機嫌のよい時に、音を出すことを楽しみながらクーイングをするようになります。

大人に比べて喉は狭く舌を動かす範囲も狭いので、「アー」や「ウー」、「クー」など母音のような声しか出ませんが、喉の奥からやわらかい声を出ます。

ちなみに、ハトの鳴き声の「クー」に似ていることからクーイングと名付けられたそうです。

クーイング

喃語って楽しい!反応してくれればもっと楽しい!

生後6ヶ月頃から、舌、唇、あごの筋肉を協調して動かすことができるようになると、音に子音を入れることができ、喃語が出現します。

喃語とは
喃語とは、乳児が発声する子音が入った意味のない声のことをいいます。最初は「子音+母音」の構造が不明瞭です。
例:バババ、マママ(不明瞭なバ、マ)

規準喃語とは
規準喃語とは、「子音+母音」の構造が明瞭になった喃語をいいます。
例:ババババ
母音、子音とは
喃語

︎保育所保育指針では、保育士等による喃語等への応答を通じて、言葉の理解や発語の意欲が育つとされています。

音韻聞き分けはすぐに退化?

母音は生後6ヵ月、子音は生後10ヵ月には、母語に存在しない音韻の違いは聞き分けられなくなり、すでに持っている能力を失います。

言い方を替えると取捨選択できるようになり、母語に含まれる音への識別力は高まっていきます。

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ジャーゴンというか宇宙語?

ジャーゴンとは、1歳頃に、話しはしているが、言葉としては聞き取ることができない発声のことを指します。

初語はやはりパパ?

1歳頃になると、簡単な言葉を理解して話し始めます。

「マンマ」「ブーブー」など、発音しやすく、身近な人やものに関わる名詞を少しずつ獲得していきます。

初語

時には語の過大般用(語彙拡張)や過小般用(語彙縮小)をするときがあります。

過大般用(語彙拡張)とは
過大般用(語彙拡張)とは、子どもが大人の男性を「パパ」といったりするように、大人の語の適用範囲よりも広く使うことをいいます。

過小般用(語彙縮小)とは
過小般用(語彙縮小)とは、子どもが自分のコップだけを「コップ」というなど、限定された語の使用をすることをいいます。
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語彙爆発して好奇心旺盛に!

1歳半を過ぎ、獲得した語彙が50語を超えた頃に脳機能の発達と重なって、語彙数が急激に増える時期があります。

そのような現象を語彙爆発といい、さらに知的興味や関心も高まってきます。

語彙(ごい)とは
語彙(ごい)とは、ある人やある国が持っている単語の総体のことをいいます。
日本語の語彙といえば、日本語の単語の総数のことを指し、Aさんの語彙といえば、Aさんの知っている単語の数のことをいいます。
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一語文ができれば上等!

1歳6ヶ月頃には、単語で何かを伝えようとし、これを一語文といいます。

「ブーブー(車に乗りたい)」「ブーブー(車が来るよ)」というように、単語ではあるが、文と同じように様々な意味を相手に伝えています。

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二語文ができるってすごい!

おおむね1歳3か月から2歳未満には、単語を二つ組み合わせた「二語文」を口にし始めます。

言葉の習得は、主に名詞に始まり、次に動詞、形容詞が加わっていきます。

「まんま、こっち」「わんわん、おいで」などと話すようになります。

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音韻意識?音には区切りがあるの?

舌、唇、あごの協調運動が適切になされると、音韻分解や音韻抽出を基盤として音韻意識が獲得されます。

発声するための器官が未発達なので、発音しにくい音を他音で代用したり、音順を入れ替えたりします。


音韻分解
とは
音韻分解とは、言葉の音を理解することです。例えば、「くるま」は「く」と「る」と「ま」という3つの音からできていることを理解します。

音韻抽出とは
音韻抽出とは、言葉の音を抽出することです。例えば、「くるま」最後の音の「ま」を抽出します。

音韻意識とは
音韻意識とは、音の配列順序を把握し、音の順序を逆にするなどの音韻操作を行うことのでき能力です。例えば、「くるま」に対して「まくる」と言ってみたりします。
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リテラシーがあれば一人前?

小学校の入学頃までには、長音や拗音などの特殊音節の音韻の分解や抽出が可能となり、書き言葉の基盤ができあがります。

萌芽的(プレ)リテラシーが見られれば、リテラシーを身につけるサインとなります。

小学校教育ではリテラシーを身につけることが期待されます。

リテラシーとは
リテラシーとは、単に文字を読んだり書いたりするだけでなく、社会生活をおくるうえで必要な文章を読んだり理解したりすること、文章で表現することなどを含みます。


萌芽的(プレ)リテラシーとは
萌芽的(プレ)リテラシーとは、あたかも読み書きができるように振る舞う様々な活動をさします。
例えば、絵本の文字は読めていないけれども、絵を見てあたかも文字を読んだかのような活動をします。

日本語を母語とする子どもの場合、平仮名のそれぞれの文字が音節に対応していることに気づくと急激に他の文字も読めるようになり、一字一字読んでいく拾い読みができるようになります。

音節とは
言音節とは言葉における音の単位で、ひとまとまりの音のことです。
音韻との違いは、例えば、「きて(kite)」は2音節2音韻で、「きって(kitte)」も2音節3音韻です。保育士試験上では、同じ音なのであまり意識しなくてもよいでしょう。
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内言・外言

ヴィゴツキーの記事はこちら

ピアジェの記事はこちら

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過去問

保育士試験 令和6年(2024年)前期 保育の心理学 問2

次のうち、音声知覚の発達に関する記述として、適切なものを○、不適切なものを×とした場合の正しい組み合わせを一つ選びなさい。

× A 生後間もない乳児でも、母語とそれ以外の言語を聞き分けられるのは、養育者の話し声から、その言語特有のリズムパターンを学習しているからである。

  • 乳児は生まれた直後から微細な音に違いを聞き分けられます。

× B 乳児の視覚機能の発達が早いのに比べ、聴覚機能の発達は、生活リズムに適応する過程を経て生後1年までに徐々に発達していく。

× C 乳児の音の好み(聴覚的選好)を調べた結果、女性の高い音域の声よりも、男性の低い音域の声によく反応することが分かった。

⚪︎ D 乳児に、同じ刺激を反復提示すると、慣れてきて注意が低下し反応が減少する。

(組み合わせ)
  A B C D
5 × × × ○

保育士試験 令和5年(2023年)後期 保育の心理学 問6

次のうち、認知の発達に関する記述として、適切なものを○、不適切なものを×とした場合の正しい組み合わせを一つ選びなさい。

A 延滞模倣とは、自分の外部にある物理的対象である物に働きかけ、その結果として生じる感覚を楽しみ、それを再現しようとして繰り返すような行動をいう。

B 最初期に出現する指さしは、他者から問われたことに指さしで応じる「応答の指さし」である。

⚪︎ C ヒトは、生後間もない頃は母語にない音を区別できるが、生後6か月頃から、次第に母語にない音を区別できなくなる。例えば、日本語母語話者の場合、1歳頃には「L」と「R」の音の区別ができなくなる。

D 脱中心化によって、複数の視点で物事を捉えることができるようになると、保存課題に正答できるようになる。

(組み合わせ)A B C D4 × × ○ ○

保育士試験 令和5年(2023年)後期 保育の心理学 問7

次のA~Cの記述に該当する語句の最も適切な組み合わせを一つ選びなさい。

A 「ワンワン」という言葉を聞いて、目の前に「イヌ」がいなくても、頭の中に「イヌ」をイメージできる。

B 子どもが生得的にもつ能力を引き出すように、環境からの刺激を養育者が調整することによって、子どもは言葉を獲得する、と考えた。

C しりとりができるためには、示された言葉から正しく語尾音を抽出する能力と、定められた音を語頭音としてもつ単語を心的辞書から検索する能力が必要である。

(組み合わせ)ABC3 象徴機能 ブルーナー(Bruner, J.S.) 音韻意識

保育士試験 令和5年(2023年)前期 保育の心理学 問5

次のうち、乳幼児における言語の発達に関する記述として、適切なものを○、不適切なものを×とした場合の正しい組み合わせを一つ選びなさい。

⚪︎ A  2か月頃から、機嫌のよい時に、喉の奥からやわらかい発声をすることをクーイングという。

⚪︎ B  6か月以降の乳児期後半に、「バババ」「マママ」のような子音と母音の連続である規準喃語を発するようになる。

× C  1歳頃になると、初めて意味のある言葉を発するようになるが、これをジャーゴンという。

  • ジャーゴンとは、1歳ごろに、話しはしているのですが、言葉としては聞き取ることができない発声のことを指します。初めて意味のある言葉を発声するのは、「初語」といいます。

× D  1歳半頃には、ものの名前を尋ねるようになるが、これを第二質問期という。

1.  A:○  B:○  C:×  D:×

保育士試験 令和5年(2023年)前期 保育の心理学 問9

次の文は、幼児期から学童期に関する記述である。( A )~( D )にあてはまる用語を【語群】から選択した場合の最も適切な組み合わせを一つ選びなさい。

子どもたちが最初に出会う移行は、家庭生活から幼児期の集団参加が始まる時期である。子どもが経験する2つ目の移行は、幼児期から学童期への移行であり、日本では小学校の入学が大きな節目となる。認知発達において、6~7歳前後にピアジェ(Piaget, J.)のいう( A 前操作期 )から次の発達段階に移行する。この時期には、自己中心性をぬけだし( B 脱中心化 )が可能となり、子どもは具体物の助けを借りながら論理的に一貫性を持った思考ができるようになり、( C 保存の概念)が成立する。
言語でも語彙や発音、文法の基本的言語システムを獲得し、話し言葉は一通りの完成をみる。小学校の入学頃までに、長音や拗音などの特殊音節の( D 音韻の分解や抽出 )が可能となり、書き言葉の基盤ができあがる。この時期には、仲間関係にも発展がみられ、大人が介在しないで、子ども同士で遊んだり活動したりできるようになる。

【語群】
ア 具体的操作期
イ 前操作期
ウ 帰納的推理
エ 保存の概念
オ 構音や調音
カ 音韻の分解や抽出
キ 脱中心化
ク 互恵的視点

4.  A:イ  B:キ  C:エ  D:カ

保育士試験 令和4年(2022年)後期 保育の心理学 問8

次の【事例】を読んで、下線部(a)~(e)に関する用語を【語群】から選択した場合の最も適切な組み合わせを一つ選びなさい。

【事例】
・1歳半を過ぎたYちゃんは、(a)目にした物を自分の知っている言葉で表そうとして、例えば、「ワンワン」をイヌだけでなく、あらゆる四つ足の動物に使っている。また、物には名前があることを理解して、(b)「これは?」とさかんに指さしをして尋ねるようになり、保育士との言葉を使ったやりとりを通して、(c)Yちゃんの語彙は急激に増加していった。

・4歳のG君は、友達のH君のお父さんの職業が“カメラマン”であると聞いて、(d)「“○○マン”はヒーロー」という自分のもつ枠組みで捉えて「それって強い?」と尋ねた。そこで、保育士がカメラマンはヒーローではなく、職業であることを説明すると、G君は(e)保育士から聞いた情報に合うように、既存の枠組みを修正して、「ヒーローではなくても“○○マン”ということがある」という枠組みを再構成した。

【語群】
ア 置き換え
イ 同化

ウ 語彙爆発(vocabulary spurt)
エ 一語文期
オ 調節
カ 語の過小般用/語彙縮小(over-restriction)
キ 同一視
ク 命名期
ケ 語の過大般用/語彙拡張(over-extension)

5. a:ケ b:ク c:ウ d:イ e:オ

保育士試験 令和4年(2022年)前期 保育の心理学 問4

次の文は、子どもの読み書きに関する記述である。( A )~( D )にあてはまる語句を【語群】から選択した場合の正しい組み合わせを一つ選びなさい。

( A リテラシー )とは読み書き能力、識字力のことであり、萌芽的( A リテラシー )とは実際に読み書きができるようになる前の子どもが遊びの中で示す、あたかも読み書きができるように振る舞う様々な活動をさす。読み書きができるようになるには( B 音韻意識 )が必要となる。例えば、「くるま」の真ん中の音を取ると何になるかと聞かれて、「くま」と答えることができるのは( B 音韻意識 )の表れである。( B 音韻意識 )の発達は( C しりとり )などの遊びを経験することによって促進される。日本語を母語とする子どもの場合、平仮名のそれぞれの文字が( D 音節 )に対応していることに気づくと急激に他の文字も読めるようになる。

【語群】
ア 音節
イ しりとり
ウ リテラシー
エ 音韻意識
オ 意味
カ 音声理解
キ ナラティブ
ク 統語
ケ ままごと

1.  A:ウ  B:エ  C:イ  D:ア

保育士試験 令和4年(2022年)前期 保育原理 問8

次の文は、「保育所保育指針」第2章「保育の内容」の3「3歳以上児の保育に関するねらい及び内容」の一部である。( A )~( E )にあてはまる語句を【語群】から選択した場合の正しい組み合わせを一つ選びなさい。

この時期においては、( A 運動機能 )の発達により、基本的な動作が一通りできるようになるとともに、基本的な生活習慣もほぼ自立できるようになる。理解する( B 語彙数 )が急激に増加し、知的興味や関心も高まってくる。仲間と遊び、仲間の中の一人という自覚が生じ、集団的な遊びや( C 協同的 )な活動も見られるようになる。これらの発達の特徴を踏まえて、この時期の保育においては、( D )の成長と( E )としての活動の充実が図られるようにしなければならない。

【語群】
ア 運動機能
イ 競争的
ウ 個
エ 認知機能
オ 人間

カ 語彙数
キ 自我
ク 集団
ケ 事象
コ 協同的

1. A:ア B:カ C:コ D:ウ E:ク

保育士試験 令和3年(2021年)後期 保育の心理学 問79

次のうち、言語発達に関する記述として、適切なものを○、不適切なものを×とした場合の正しい組み合わせを一つ選びなさい。

⚪︎ A  一語文期には、「ブーブー(車に乗りたい)」「ブーブー(車が来るよ)」というように、一語でいろいろな意味機能を表すようになる。

⚪︎ B  新生児は、おおよそあらゆる音韻の区別はできるが、ある環境である特定の言語に接することで、次第にその言語圏で使われている音韻以外は、区別しにくくなっていく。

⚪︎ C  乳児期の授乳時の母子間のやり取りには、相互交渉の原型がみられる。乳児は、これを通してコミュニケーションに必要な、互いに順番をとるターン・テーキングを学んでいる。

× D  2~3か月頃の乳児は機嫌がよいときに、泣き声とは異なる「アー」「ウー」のような、規準喃語を発声する。

  • クーイング

1.  A:○  B:○  C:○  D:×

保育士試験 令和3年(2021年)前期 保育の心理学 問81

次の文は、子どもの言語発達に関する記述である。適切なものを○、不適切なものを×とした場合の正しい組み合わせを一つ選びなさい。

⚪︎ A 大人の語の適応範囲よりも広い意味で語を使うことを、語の過大般用あるいは語彙拡張といいます。

⚪︎ B  子どもは、時には自分のコップだけを「コップ」というなど、特定の文脈だけに限定された語の使用をする。これを語の過小般用/語彙縮小(over-restriction)という。

× C  子どもが早期に獲得する語彙50語の中では、人や物のような目に見える具体物を表す名詞よりも、動きを表す動詞の方が獲得しやすい。

  • 子どもが早期に獲得する語彙については、動詞よりも名詞であるといわれています。

⚪︎ D  語彙爆発/語彙噴出(vocabulary spurt)とは、これまで少しずつ増えていた子どもの語彙が、ある時期に急増する現象をいう。

2.  A:○  B:○  C:×  D:○

保育士試験 令和3年(2021年)前期 保育の心理学 問85

次の文のうち、「保育所保育指針」第2章「保育の内容」1「乳児保育に関わるねらい及び内容」の一部として、正しいものを○、誤ったものを×とした場合の正しい組み合わせを一つ選びなさい。

A  子どもからの働きかけを踏まえた、応答的な触れ合いや言葉がけによって、欲求が満たされ、安定感をもって過ごす。
B  保育士は、子どもの反応を引き出し、関心を方向づけ、保育士からの働きかけを受け止める力を育てるようにすると、子どもは身近な環境に親しみをしめすようになる。
C  生活の中でも、遊びの中でも、保育士等が主導し、たくさんの経験を重ねることで、後の子どもの主体性の芽生えを育む。

⚪︎ D  保育士等による語りかけや歌いかけ、発声や喃語等への応答を通じて、言葉の理解や発語の意欲が育つ。

3.  A:○  B:×  C:×  D:○

保育士試験 平成31年(2019年)前期 保育の心理学 問91

次の文は、言葉の発達に関する記述である。【Ⅰ群】の記述と、【Ⅱ群】の用語を結びつけた場合の正しい組み合わせを一つ選びなさい。

【Ⅰ群】

A  新生児は自然言語のどの音も知覚する感受性を備えている。

  • イ 言語発達の内在的要因

B  新生児は大人が話しかける言語の語、音節、音素の切れ目に同調してリズミカルに身体部位を動かす。

  • イ 言語発達の内在的要因

C  言葉が出現する以前からの大人との社会的相互作用が、言葉の獲得の重要な基礎となる。

  • ア 言語発達の外在的要因

D  大人が乳児に話しかける時、ゆっくり、はっきり、繰り返しする、などの特徴がある。

  • ア 言語発達の外在的要因

【Ⅱ群】
ア 言語発達の外在的要因
イ 言語発達の内在的要因

5. ( A )イ ( B )イ ( C )ア ( D )ア

外在的要因とは、言語の発達の要因がその事象のそとにあること、つまり勝手に発達するといったものではなく何らかの外的影響を受けて発達するといったものです。
内在的要因とは、本来備わっている能力により発達するといったものです。

保育士試験 平成30年(2018年)後期 保育原理 問13

次の文は、「保育所保育指針」(厚生労働省告示第117号平成29年3月31日)第2章「保育の内容」の3「3歳以上児の保育に関するねらい及び内容」( 1 )「基本的事項」の一部である。( A )〜( E )にあてはまる語句の正しい組み合わせを一つ選びなさい。

この時期においては、( A 運動機能)の発達により、基本的な動作が一通りできるようになるとともに、基本的な生活習慣もほぼ自立できるようになる。理解する( B 語彙数)が急激に増加し、( C 知的興味)や関心も高まってくる。仲間と遊び、仲間の中の一人という自覚が生じ、集団的な遊びや( D 協同的)な活動も見られるようになる。これらの発達の特徴を踏まえて、この時期の保育においては、個の成長と( E 集団としての活動)の充実が図られるようにしなければならない。

1. ( A )運動機能
( B )語彙数
( C )知的興味
( D )協同的
( E )集団としての活動

保育士試験 平成30年(2018年)後期 保育の心理学 問82

次の文は、乳幼児期の言葉の発達に関する記述である。下線部分の心理学用語が正しいものを○、誤ったものを×とした場合の正しい組み合わせを一つ選びなさい。

× A  機嫌のよいときに、喉の奥からやわらかい声を出すようになる。これを喃語という。大人に比べて喉は狭く舌を動かす範囲も狭いので、言葉を話すためには、喉や口腔機能などの発達も必要である。

  • 記述はクーイングで生後1か月頃から始まります。

× B  1歳半を過ぎ、自発的に表現できる単語数が50語を超えた頃に、急激に語彙が増える。これを語彙般化という。

  • 語彙爆発の記述です。語彙爆発は発声が明瞭になっていくことから扱える語彙が飛躍的に増えることをいいます。

⚪︎ C 「ママ」は単語であるが、発話場面では状況に応じて「ママがいない」「ママのくつだ」のように、文と同じように様々な意味を相手に伝えている。これを一語文という。

⚪︎ D  1歳頃、初語という意味のある言葉を話し始める。これらは「マンマ」「ブーブー」など発音しやすい言葉で、身近な人やものに関わる名詞が多い。

4.  ×  ×  ○  ○

保育士試験 平成30年(2018年)前期 保育の心理学 問85

次の文は、乳児期の発達に関する記述である。( A )~( D )にあてはまる語句の最も適切な組み合わせを一つ選びなさい。

・( A 歩行)ができるようになると、自らの意志で自由に探索行動をするようになる。
・舌、唇、あごの筋肉を協調して動かすことができるようになると、( B 喃語)が出現する。
・( C )を獲得すると、遊んでいたおもちゃを隠されて見えなくても存在していることを理解している。
・快・不快の表出から、次第に、喜び、悲しみ、嫌悪、( D )など、感情表出が豊かになる。

4. ( A )歩行
( B )喃語
( C )物の永続性
( D )怒り

保育士試験 平成29年(2017年)前期 保育実習理論 問152

次の文は、言語の発達に関する記述である。適切な記述を○、不適切な記述を×とした場合の正しい組み合わせを一つ選びなさい。

⚪︎ A  「アー」や「ウー」などの音を生後1~3か月頃に発することがあるが、これをクーイングという。

× B  生後3か月までには、指さしを使って相手に自分の気持ちを伝えることができるようになる。

× C  言葉の獲得を通し、知的興味や関心が高まり、1歳頃には「なぜ」「どうして」といった質問を盛んにするようになる。

  • 「なぜ」「どうして」というような質問は3歳頃から盛んになります。1歳頃は一語文が出始める時期です。

× D  2歳頃には、子どもは「マンマほしい」「ワンワンきた」などの一語文を獲得していく。

  • 単語と単語をつなげているので二語文です。1歳6ヶ月頃から二語文で話し始めます。

3. ( A )○ ( B )× ( C )× ( D )×

保育士試験 平成28年(2016年)前期 保育の心理学 問89

次の文は、子どもの文字の獲得に関する記述である。( A )~( D )にあてはまる語句を【語群】から選択した場合の最も適切な組み合わせを一つ選びなさい。

幼児期は話す、聞くという( A 話し言葉)による言語活動が中心であるが、幼児期後期では、( B 文字)に興味を示すようになり、七夕の願い事や手紙を書くなどの( C 遊び)のなかで、仲間とのコミュニケーションを楽しむようにもなる。そして保幼小連携のもと、小学校教育では( D リテラシー)を身につけることが期待される。( D リテラシー)とは、単に文字を読んだり書いたりするだけでなく、社会生活をおくるうえで必要な文章を読んだり理解したりすること、文章で表現することなどを含む。

【語群】
ア 書き言葉
イ リテラシー
ウ 話し言葉
エ 文字
オ 学習活動
カ 発音
キ ソーシャルスキル
ク 遊び

3.  (A)ウ (B)エ (C)ク (D)イ

保育士試験 平成28年(2016年)後期 保育の心理学 問86次の【事例】を読んで【設問】に答えなさい。

【事例】
Pちゃん(3歳、女児)と保育士がやりとりをしている。

Pちゃん : Pちゃん きのう ダイオン ガオーっていってきた
保育士 : ん? どこに行ったの?
Pちゃん : パパと ママと Pちゃん チャパリクーパ!
保育士 : あっ Pちゃん 昨日の日曜日にパパとママとサファリパークに行ったのね
Pちゃん : ダイオン ガオーって!
保育士 : そうなんだ ライオンさんとお話したのかな?
Pちゃん : おにく どうじょって きりんしゃん はっぱ どうじょしたの
保育士 : Pちゃんがライオンにお肉あげたの? すごーい、きりんさんには葉っぱあげたのね
Pちゃん : もぐもぐ ごっくん ダイオン ガオーって!

【設問】
このやりとりに関連した次の記述について、適切なものを○、不適切なものを×とした場合の正しい組み合わせを一つ選びなさい。

A  子どもの過去の出来事や体験の断片的情報から、保育士は意味のある語りを組み立てている。
B  子どもの発話に対し、保育士は拡充模倣をしている。

⚪︎ C  発声するための器官が未発達の子どもは、発音しにくい音を他音で代用したり、音順を入れ替えたりしている。

D  子どもは会話に参加することを通して、どのように語るのかを学んでいくことができる。

1. ( A )○  ( B )○  ( C )○  ( D )○

保育士試験 平成27年(2015年) 保育の心理学 問83

次の文は、子どもの言語発達に関する【事例】である。(a)~(e)に関連の深い語句を【語群】から選択した場合の最も適切な組み合わせを一つ選びなさい。

【事例】
文字が読めるようになったばかりの4歳児クラスのRちゃんは、絵本を持ってきては(a)一字一字読もうとしたり、何も書いていない紙を使って友達とお手紙ごっこをしながら、(b)読むふり、書くふりを楽しんでいる。また、(c)「りんご」という言葉は「り・ん・ご」の3つの音に区切ることにも気づいているようである。家庭でも、兄と(d)語音を使った言葉遊びをしていると保護者は言っている。このようにRちゃんは(e)生活の中で読み書きに関連する行動をしている。

【語群】
ア 黙読
イ 拾い読み
ウ 表象遊び
エ 具象遊び
オ 音韻意識ク じゃんけん

ケ プレリテラシー
コ シェマ

3. (a)イ 拾い読み
(b)ウ 表象遊び
(c)オ 音韻意識
(d)キ しりとり
(e)ケ プレリテラシー

保育士試験 平成26年(2014年) 保育の心理学 問83

次の文は、乳児の音声知覚についての記述である。適切な記述を選びなさい。 

⚪︎ 1. 新生児は母語にない音でも識別できるが、しだいに育てられた言語環境の影響を受け、母語にない音の識別力は低下し、母語に含まれる音への識別力が高まっていく。

⚪︎ 2. 生後6か月頃から、子音と母音の構造をもつ規準喃語が現れる。

⚪︎ 3. 話しかけの声のリズムに合わせて身体を動かす相互同期性は、新生児期からすでにみられる。

保育士試験 平成24年(2012年) 発達心理学 問47

次の文は、認知の発達に関する記述である。適切な記述を○、不適切な記述を×とした場合の正しい組み合わせを一つ選びなさい。

A 日常生活で獲得した知識・素朴概念は、科学的概念と矛盾しないことが知られている。
B ピアジェ(Piaget,J.)によれば、数や量の保存は、重さや体積の保存より早く獲得される。

⚪︎ C 初期の言葉の習得は、主に名詞に始まり、次に動詞、形容詞が加わっていく。

  • 名詞は、見たり触ったりできる具体的なものであるため最初に覚えるとされています。動詞と形容詞は抽象的であるため、幼児が理解するには難しい概念であるとされています。

D 記憶の方略としてリハーサルを自発的に使い始めるのは7歳前後である。

4.  A×  B○  C○  D○

保育士試験 平成23年(2011年) 発達心理学 問47

次の文は、「保育所保育指針」第2章「子どもの発達」の2「発達過程」の記述である。A~Dを発達の順に並べた場合の正しい組み合わせを一つ選びなさい。

C 喃語などで自分の欲求を表現し、これに応答的に関わる特定の大人との間に情緒的な絆が形成される。

A 大人から自分に向けられた気持ちや簡単な言葉がわかるようになる。

B 指差し、身振り、片言などを盛んに使うようになり、二語文を話し始める。

D 語彙も著しく増加し、自分の意思や欲求を言葉で表出できるようになる。

3. C→A→B→D

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